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32話 ページ36

A目線

とりあえずはハンバーグが作り終わりました〜!
いや…私天才なんじゃない?ってぐらい上手なんだけど。

『やっぱり料理の才能があるのか?』

きっとそうに違いないな!
それにしても…全然帰ってこないじゃないか!!
こんなに頑張って作ったのにな!一人で食べちゃおうかな!

『なんか一人って…寂しいな。』

そう呟いた瞬間に…ガチャっと玄関の扉が開く音がした。
もしかしてと思っているとすぐにリビングの扉も開いた。

そらる「ただいま〜。」

センラ「なんかええ匂いしません?」

うらた「ほんとだ。」

と続々と帰ってきた。

『おかえり。ハンバーグ作ったんだよ。』

坂田「姉さん天才やないか!?めっちゃ美味そう…。」

と坂田が目をキラキラ輝かせていた。
すると誰かが私の頭を撫でた。
上を向いてみると…

まふ「ちゃんと良い子にしてた〜?」

と笑いながらまふが頭を撫でてきた。
ちょっとむかついたけど…表情を変えずに

『夜ご飯を皆の分までちゃんと作ってるんだから…良い子にしてるに決まってるじゃん。』

と答えると「そっか。」と笑ってまた頭を撫でてきた。
その表情は嬉しそうにも見えたけど、どこか寂しそうにも見えた。

志麻「Aまた腕上げたんとちゃうん?すげーうまそう。」

『そうかな?っていうか皆着替えてきたりしなよ。私待ってるから。』

というと皆は自分の部屋に戻ったり、お風呂に入ったりと準備をしていた。
その間に私は…夜ご飯の支度をした。

『なんか言われるかと思ったけど…変わってなくて良かったわ。』

と胸を撫で下ろす。
結構準備が終わってきたところで…うらた兄とセンラがリビングに戻ってきた。

センラ「何か手伝う事ありますか?」

『じゃあこの皿を机に持っていっといてくれる?』

センラにお願いをすると…「俺も手伝う〜。」とうらた兄も手伝ってくれた。
やっぱり人が多いとすぐに準備が出来て良いわ。
と思いながらも…手を動かしていると。

うらた「まさかAが生徒会に遅刻するとは思わなかったな。」

センラ「授業とかはサボる癖に、生徒会にはちゃんと来ますもんね。」

と二人に笑われた。
過去のことなんだからほっといてほしいな!
Aちゃん怒っちゃうぞ!!

『今度からは気をつけまーす。』

うらた「はいはい。そうしてくれ。」

センラ「心こもってませんね。」

と言われてしまった。
心込めたら、うらた兄がキモいって言うじゃん!
知ってるからやってないんだよ!!

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トーラン☆★(プロフ) - さん» そう言ってもらえて嬉しいです!更新頑張ります!!これからもよろしくお願いします!! (2020年4月20日 15時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎます!この作品大好きです!応援してます! (2020年4月10日 6時) (レス) id: 791a99e14f (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - 喜春さん» ありがとうございます!そう言ってくれる方がいるだけで頑張ろうと思えます!!応援よろしくお願いします!!更新も頑張ります! (2020年4月1日 0時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年3月31日 16時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トーラン☆★ | 作成日時:2019年9月17日 2時

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