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2話 ページ4

A目線

女の人「ここがあなた達のお家よ!ほら入って〜!!」

『ねぇねぇ、入る時って何て言うの?』

そらる「え?お邪魔しますじゃね?」

うらた「それだ!」

志麻「じゃ、お邪魔します!」

女の人「ふふ…ただいまって言っていいのよ!」

まふ「た…ただいまです。」

坂田「ただいま!」

女の人「おかえりなさい。」

お母さんは優しい人だった。何をする時も私達を見守ってくれていた。
ずっと笑顔で、私達が不安にならないように。

男の人「おお、帰ってきたのか。お?その子達はどうしたんだ?」

そう言って中からは大きな男の人が出てきた。
孤児院でもあまり男の人は居なかったので皆、少しは怖がっていたかもしれない…。

女の人「あら、あなた。帰ってきてたの。ほら、今日引き取るって言ってた子供達よ!皆可愛いでしょ!!」

男の人「おお、そうだったか。確かに可愛いな。今日から俺がお前達のお父さんだ!」

『お…お父さん?』

最初はお母さんとお父さんに兄弟も出来たのが、初めてだったから慣れてはなかった。
でも、だんだん生活に慣れてきたある日…もう、私達も小学校の高学年になったくらいだった。
お父さんはお酒を飲む事が好きで、その日もお酒を飲んでいた。

母「もう、お父さんったら。またお酒を飲んで!そろそろ飲むのやめなさいよ!!」

かなりのお酒好きなので何回言ってもやめない父に腹が立ったのか、母はついに起こってしまった。
父もいつもなら笑って流していたが、今日は違って父も怒っていた。

父「別に飲もうが、飲まないが俺の勝手だろ!」

と父まで怒りだし…2人で口喧嘩になっていた。
そして父の怒りは限界に達して、母に対する暴力となっていた。
私達は止めに入ろうとしたが、母が来なくていいといったから行こうとしてもいけなかった。

そんな事が続いてある日私は、母に聞いた。

『ねぇ、お母さん。』

母「ん、どうしたの?A。」

『お母さんはお父さんと居て、私達と居て楽しい?』

母「うーん…そうねぇ。お父さんはお酒が入ると怖いけど、普段は優しいしあなた達もお利口だから楽しいわよ。」

私は、その時の笑顔は今でも忘れない。
でも、父は変わらなかった。
最近はお酒を飲まなくても嫌な事があったら、暴力を振るうようになった。

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トーラン☆★(プロフ) - さん» そう言ってもらえて嬉しいです!更新頑張ります!!これからもよろしくお願いします!! (2020年4月20日 15時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎます!この作品大好きです!応援してます! (2020年4月10日 6時) (レス) id: 791a99e14f (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - 喜春さん» ありがとうございます!そう言ってくれる方がいるだけで頑張ろうと思えます!!応援よろしくお願いします!!更新も頑張ります! (2020年4月1日 0時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年3月31日 16時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トーラン☆★ | 作成日時:2019年9月17日 2時

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