24話 ページ26
A目線
そらる兄はいつもの眠そうな声で…
そらる「ん〜？なんか靴箱に手紙が入ってたんだよねー。だからその人に会ってくる。」
それだけ言って屋上を去った。
他の人たちもそらる兄に一声かけてまた話し始めた。
えっ、それって…
『告白じゃねえか。』
まふ「そらるさんモテモテですよね〜。」
うらた「ああ見えて、ちゃんと告白を受けに行くのが偉いよな。」
確かにそらる兄なら、めんどくさいとかで行かなそうだけどちゃんとその人の所まで行っている。
っていうか私の兄弟や友達ってめちゃくちゃモテるよね。
なんか悔しくなるけど、ちゃんと顔とかは良いんだから仕方ないか…。
センラ「そらるさんも生徒会とか大変ですよね〜。」
志麻「皆のお手本にならないといけないもんな。」
96猫「そらるんって勉強もスポーツも出来るし、顔も良いし皆にモテるはずだわ…。」
ここにいる人たちもだけどね。
皆告白受けに行ってるし、授業もちゃんと出てるし偉いよね〜。
坂田「なぁなぁ…A姉さん。」
『どうしたの坂田〜。』
坂田「あのな今日な、授業でわからん所があったんよ。だからそこを帰ってからでいいから教えてくれへん？」
と子犬のようなつぶらな瞳でお願いされた。
か、可愛い。
『もちろん良いよ！でも私で良かったの？』
坂田「うん！姉さん教えるの上手やもん！！」
この弟はなんて可愛い弟なんでしょう…。
するとセンラが…
センラ「お前姉さんに頼むなんてズルいぞ！」
坂田「へっ早い者勝ちや。」
とまた騒がしくなった。
そらる兄がいても変わらないんだけどね…。
ん？そういえば…
天月「どうしたのAちゃん。」
『いや〜なんか忘れてるような気がして…。』
うらた「今度は何忘れたんだよ。」
えーっと何だっけ。
思い出せそうで思い出せないんですけど…。
ま「もしかしてコレ？」
と言ってまふが見せてきたのは、私の机に入ってたあの紙だ。
『それだよ！なんでまふが持ってるの？』
ま「いや…休み時間に会った時に落としていったんだけど。すぐに教室に戻ったから、声かけられなくて。」
私ポケットに入れてたんだな…。
っていうか私も呼ばれた場所に行かないと！
『とりあえずまふありがと！私も呼ばれてるみたいだから行くね！！あ、96ちゃん私のお弁当食べていいよ！』
96猫「ホンマ！ありがとう！！」
志麻「気をつけて行くんやぞ〜。」
『うん！行ってきます！！』
ヤバイ！急がなきゃ…。
すっかり忘れてたわ。
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トーラン☆★(プロフ) - さん» そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！これからもよろしくお願いします！！ (2020年4月20日 15時) (
レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎます！この作品大好きです！応援してます！ (2020年4月10日 6時) (レス) id: 791a99e14f (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - 喜春さん» ありがとうございます！そう言ってくれる方がいるだけで頑張ろうと思えます！！応援よろしくお願いします！！更新も頑張ります！ (2020年4月1日 0時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月31日 16時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トーラン☆★ | 作成日時：2019年9月17日 2時
