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22話 ページ24

A目線

「・・・ちゃん。Aちゃん!」

誰かから呼ばれて目が覚めた。
誰だろうと思って、顔を上げてみると…

『あ、天月君だ。』

天月「もうお昼になっちゃったよ!ほら、ご飯食べるんでしょ!!」

と私を急かしながら言う、天月君。
ごめんごめんと謝りながら私は、お弁当箱を持って皆が集まる屋上へと向かう。
その途中で…

96猫「お、my angelだ〜!」

と廊下から聞こえたと思い声がした方向を向くと、なんか体に衝撃が走った。

『オウッ…く、96ちゃんだね。』

衝撃に耐えながらも見てみると、そこには私に抱きついて離れない96ちゃんがいた。

96猫「今から屋上に行くんやろ!一緒に行こ!!」

と目を輝かせて言ってきた。
相変わらず96ちゃんらしいなぁと思いながらも一緒に行く事になった。

天月「僕…忘れられてない?」

96猫「あ、つっきぃも居たの?気づかなかった!」

天月「酷すぎる!!」

ずっと笑顔を絶やさないで言う96ちゃんに笑いが溢れる。
まあそんなこんなありまして…やっと屋上に着きましたよ。

『はあ…やっと着いた。』

そらる「あ〜、やっと来た。」

そこにはもう皆さんお揃いで、お弁当を広げて仲良さげにこっちを見ていた。
なんか今日の階段キツくね?
ただの運動不足かなぁ…。

センラ「姉さん大丈夫ですか?ずっとゼイゼイ言ってますよ?…後、96ちゃんも」

坂田「…ホントや!大丈夫?…後、96ちゃん。」

96猫「なに!?皆わしよりもAの方が大事なんか!…まあ、わしもだけどな。」

隣で私と同じようにゼエゼエと言っていた96ちゃんがツッコミを入れて、更に場は盛り上がった。
私もお弁当を食べようと思って、その輪の中に入れてもらった。

『いただきまーす!』

やっぱりお弁当は美味しいね!食欲が湧き出てくる!!
すると、志麻兄と目が合い話しかけてきた。

志麻「そういえばAは、まふ君に言われてたけどちゃんと授業受けたんやろうな!」

とニコニコとしながら言ってくる志麻兄。
怖いのか優しいのか分からないわ。
でも今回は言い返せるんだぞ!

『ちゃんと授業出てました〜。証人ならここに居ます〜!』

と天月君を指して言った。
天月君は、少し驚いたようにな顔をした後に苦笑いをして答えてくれた。

天月「たしかに授業はちゃんと出てたよね。」

ほらね!と言わんばかりの顔で志麻兄を見る。

天月「…でも」

んん?続きなんてあるのかい?

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トーラン☆★(プロフ) - さん» そう言ってもらえて嬉しいです!更新頑張ります!!これからもよろしくお願いします!! (2020年4月20日 15時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎます!この作品大好きです!応援してます! (2020年4月10日 6時) (レス) id: 791a99e14f (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - 喜春さん» ありがとうございます!そう言ってくれる方がいるだけで頑張ろうと思えます!!応援よろしくお願いします!!更新も頑張ります! (2020年4月1日 0時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年3月31日 16時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トーラン☆★ | 作成日時:2019年9月17日 2時

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