21話 ページ23
A目線
教室を後にした私は、どこに行こうかと考えていると…
さっきの授業の先生とバッタリ会った。
先生「あらAさん。丁度いい所に！この間回収した、あなたのクラスの問題集を返そうとしていたの。ちょっと職員室に寄ってちょうだい。」
とさっきの笑顔で言ってきた。
はあ…でも断れないんだよね。
だって一応生徒会に入ってるし、皆のお手本になるようにってそらる兄に言われたからね。
『はい。分かりました。』
そして、職員室で問題集をもらって教室まで帰っていた。
次の時間が移動教室じゃなくてよかった…。
それにしても…うちのクラス人数多すぎじゃない？
『さ、流石に重すぎるんだけど…。』
廊下を通っていると…小声で「ざまぁ。」とか言ってる声も聞こえる。「かわいそう…。」って声も聞こえる。
そう思うなら助けろよ。
おっと…Aちゃんいっけなーい！お口が悪くなる所だったわ！！
「だ、大丈夫？」
すると前の方から…私を心配するような声が聞こえた。
前が見えないから誰だかわからないけど…この声は
『まふ？』
まふ「あ、Aだったの！大丈夫？手伝おうか？」
あ、ありがたい…。まふが神様に見えるわ。
早速、半分くらいを持ってもらい…2人で歩き出した。
ちゃんと理由も話したよ。
まふ「あの先生って女性に厳しい所あるもんね。」
とまふも苦笑いだった。
近くからは…「まふ様に近づくんじゃねーよ。」とか「ツーショットだ！」と騒ぐ声も聞こえる。
この学校極端すぎない？
『あ、教室着いた。まふ本当にありがとね！』
まふ「いえいえ…また困った事あったら言ってね！じゃあね〜！！」
とすぐに教室へと戻っていった。
まあなんとか助かった。
自分の席について…伸びをしていると。
天月「Aちゃん見てたよ〜。まふ君がここまで一緒に持ってきてたね〜。」
『うん…なんとか助かったよ。』
天月「次何かあったら…僕にも言ってね！」
とまた笑顔で言われた。
『じゃあ、次はお願いするよ。』と返して席に着くように伝えた。
『はあ…今日はなんか色んな事が起こりそうだね。』
もう先生が来ちゃった。
あとの3時間は寝とこ…。
そこから3時間は、ぐっすりと熟睡してて授業なんか聞いていなかった。
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トーラン☆★(プロフ) - さん» そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！これからもよろしくお願いします！！ (2020年4月20日 15時) (
レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎます！この作品大好きです！応援してます！ (2020年4月10日 6時) (レス) id: 791a99e14f (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - 喜春さん» ありがとうございます！そう言ってくれる方がいるだけで頑張ろうと思えます！！応援よろしくお願いします！！更新も頑張ります！ (2020年4月1日 0時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月31日 16時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トーラン☆★ | 作成日時：2019年9月17日 2時
