rain 【創作キャラ設定集】

├ 【関係】 姫宮 榛名 ページ13

【関係】
姫宮 榛名 (親:柚乃*さん)
　出会ったのは1年生の頃で、体育の授業の日だった。たまたま授業の様子を覗きに来た姫宮 榛名さんが、あきらかに体育の時間だけでできた疲労ではない、他の理由で疲れていそうな生徒を見つける。それが静海だった。養護教諭として、彼女に1度、声をかけてみたのだがそのときは「そんなことありません」と返ってこなかった。静海がそう言った以上、深く詮索はしなかった。そして、それからも校内でちらほらと見かけるのだが、やはりどこか体調が優れないように見えるため、見かけるたびに容態を心配するようになった。

　当時、会うたびに気にかけてくれる彼のことを「この人はお母さんですか……」と思っていたり、ややありがた迷惑かのように受け取っていた。しかし、何度も真剣に心配され、理由はわからないが、次第に心配してくれることにしてくれることに嬉しさを感じていた。

　それからも関わる機会が多くなる。姫宮 榛名さんが全教科全般的に教えられるということを知り、先生の中でも関わりやすいということもあって、静海は彼に勉強を教わりに行ったりしている。また、生徒からの人望も姫宮 榛名さんはあるので、人と交流を深めることが苦手な静海は、『人とうまく関わっていける人』として尊敬をしている。また、姫宮 榛名さんの趣味故の、猫をモチーフとした文房具が多く、保健室に来た初めの頃は、ここで勉強を教わることに不安を覚えていたが、保健室で勉強を教えてもらっていくうちに、イラストの猫は平気になっていく。ここまでが入学してから数か月後の出来事。

　それから、姫宮 榛名さんと関わっていくうちに、無意識に静海は彼のことを気にしてしまったり、会うまで。この時点で、静海にも気持ちは芽生えていた。姫宮 榛名さんが相談しやすいということもあり、彼のことだったため、名前を伏せて「こういう気持ちになることってなんなんでしょうか？」と聞いた。彼からの回答が「恋」だった。そのときに、ようやくこの感情が恋って知る。このとき、姫宮 榛名さんも既に静海のことを気にかけていたのか、この質問をされたとき、もやっとした気持ちになっていたみたいだ。静海は、そのとき自身のことに手一杯で気づいていなかったようだ。

　彼といると、少し声が明るくなったりと、ややわかりやすめなところもある。

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