今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:19,907 hit
小｜中｜大
2 ページ2
あれから連絡もないまま
何日過ぎたかもわからない
あの日はあんなに寒かったのに
もう
桜も散ってしまった
これってもう終わったって事だよね
私の服とかお化粧とか
侯くんちに置いたままなんだけど
芸能人には大した金額じゃないのかな
私にしたら買い直すのは痛い出費なんだけどな
どうでもいい事を考える
ねぇ侯くん
終わるにしても
最後にちゃんと言って欲しかったな
毎日泣いて
最近やっと
侯くんの事を考えても
泣かずに済むようになったよ
でも
今でも
あんな冷たい侯くんが分からなくて
私は…
私の心は…
そんな事をぼんやり考えてたら
テレビの画面に
踊る文字
激しく光るフラッシュの中
現れた関ジャニ6人
6人？
なんで6人？
ボリュームを上げて
食い入るように画面を見つめる
侯くん
侯くん
放送が終わると
私は着替えもせずに
鞄を掴んで家を飛び出してた
電車の中で窓にうつる自分に
唖然としたけど
そんな事より
今は侯くんの側に行きたかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：UTA
| 作成日時：2018年8月21日 5時
