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そんな沈黙を破ったのは渋谷さんだった


「なんやねんアイドルでおられへんて」

「なんやねん関ジャニ∞として生きていけんかもしれんて」

「なんなそれ」

「そうなるくらいなら治療もせんと最期まで関ジャニ∞の安田章大でおりたい」

「そんなことぬかすつもりちゃうやろな?」


泣くでもなく

怒鳴るでもなく

そう言って

あの大きな目で真っ直ぐに

章ちゃんに向き合った


「死んでもたら関ジャニも音楽も出来へんなるん分かってるんか」

「ヤス、お前俺らの事なめてへんか?」


渋谷さんの静かだけど力強い言葉は

言霊となって

章ちゃんに明日を信じる力をくれた

4→←2



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作者名:UTA | 作成日時:2018年8月8日 6時

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