今日:17 hit、昨日:1 hit、合計:40,122 hit
小｜中｜大
12 ページ12
「少し休んだ方がええよ」
横山さんのその一言でメンバーは帰って行った
みんなが帰った病室は気持ち悪いくらい静かで
息をすることさえ気を遣わないとダメな気がしていた
「俺…何してんのやろ」
「みんなに迷惑かけて」
「ライブかて俺が渋やんに出るなって言うたんやのに」
静かに流れはじめた章ちゃんの涙をそっと拭く
章ちゃんは私のその手を握って自分の目を塞ぐと声を上げて泣いた
翌日の病室にはメンバー全員が揃っていた
わざと明るく振舞ってくれる丸山さんに
いつも通り大笑いする大倉くん
「うっさいんじゃ」って悪態つく錦戸さん
静かに笑って見てる横山さんと村上さん
みんなが意識して普通の時間を作ってくれる
そんな中、渋谷さんが章ちゃんの枕元にきて
章ちゃんの目を真っ直ぐに見て言った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：UTA
| 作成日時：2018年8月8日 6時
