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Aちゃんが準備するん待つ間におかんにLINEしとく

さっきAちゃんが言うた通りに送ったら


【可愛すぎてどうしよ】



やって

どうもせんでもええけど

気に入ってくれたみたいで嬉しい

Aちゃん本人に会うて話したらもっと気に入ってくれると思うけど


手持ち無沙汰やし

ローテーブルに置きっぱなってたマグカップを

台所持ってって洗っとく

対面のキッチンから部屋を見とったら

気が早いけど

Aちゃんとの未来を想像して

自分の口元が緩んでるんがわかった


トントンと階段降りてくる音がして

Aちゃんが入ってきた

台所に立つ俺を見て



「ごめんなさい」

「カップ洗ろてくれたん?」



って言うから



「ごめんなはいらへん」

「こんくらい出来る方がしたらええねん」



そう答えたら

ちょっとだけ首傾げて



「ありがとう」



って言い直してくれた



「めっちゃ可愛いな」



ほんまめっちゃ可愛い

思た事言うただけやのに

真っ赤になって照れるんも

ほんま可愛い



「おかしない?」

「おばちゃん気に入ってくれてかなぁ」



自分の服つまんで見てるAちゃん



「気に入ると思うで」

「まぁもし気に入らへんくても俺が気に入ってるからええねん」



「もう!変な事言わんといて」



そう言うて怒ってるけど

照れ照れなんが可愛くて



「やって、ほんまやもぉん」



言うてギューって抱きしめた

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作者名:UTA | 作成日時:2018年12月10日 7時

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