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まだまん丸な目して俺を見たまんまのAちゃん



「マシンガントークやろ?うちのおかん」



俺がそう言うたら



「...それよりもすばるくんお母さんとあんな風に話すんにびっくりした」

「なんでも普通に言うんやね」



って目ぇまん丸にしたまんま聞いてくる




「なんでもは言わへんけどあれくらいは普通ちゃうん?」



えっ?みんなはちゃうの?



「そうかなぁ?」

「...彼女...とか...」


「...おとといから...とか...」

「...デートする...とか...」


「......ええ子......とか......」



自分で繰り返して一人で照れてて

ほんまかわいい



「隠す事なんも無いし」

「嫌やった?」



ちょっと伺うように聞いてまう



「ううん」



首ぶんぶん振って



「仲良しやなぁって思っただけ」



そう言うてふんわり笑ってくれたから



「今さらやけどとりあえず一回熱測ってみよか」

「で熱無かったらやけど俺んち行かへん?」

「Aちゃんが嫌やなかったらおかんに会うてやってくれへん?」


さらにお伺いをたてる



「・・・・・・」



黙って俯いてもたAちゃん



「いや?」



そりゃ急やもんなぁ

嫌やわな


俺かて今急に

Aちゃんの親が帰って来ちゃったら...

そう思たら

緊張してまうもんなぁ

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作者名:UTA | 作成日時:2018年12月10日 7時

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