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貴方side
事の次第を全て話す
すると納得してもらえた
バ「なるほどねぇ…？なかなか大変なことになりそうじゃない、ってそんな事よりも重大な事がこっちにあるの！魔王さん一旦この場から退出していただけます？これは乙女同士の大切な会議になります！！」
ut「な、なんやそれ…まぁ分かった。終わったら呼んでな」
そう言って外に出る
『ありがとう、また後でね』
彼の姿が見えなくなった
バ「ねぇ！？彼氏！？彼氏なのよね！？！？」
『え、ぇええ！？違うよ…』
やっぱそうなるか…
バ「じゃああれはなんなの…？はっ…旦那！？」
『それでもない…あれに対して抱いてる気持ちはなんかよく分からないんだけど…それについて相談したくてさ』
なんて言うんだろう…心臓がギュッとなったり、飛び跳ねそうなくらい早くなったり…と
一緒にいて安心するし、頼れるし…
ほんとにこの気持ちはなんなんだろう…？
バ「え、待ってそれ恋じゃん。好きなんじゃん、でも相手が魔王かー…大変だね」
『…！？これ恋なの！？私鬱のこと好きなの！？そんなことありゅ！？ねぇありゅ！？』
勝負にはとっくに負けてたってこと…？
負けは認めたくないんだけどな…
バ「きっと自覚してないだけね、さて…と。ここで私が貴方を殺したらどうなるかな」
『えっ…！？』
そう言って無数の全属性の刃を出される
なんで…ッ！？
とりあえず防御結界を張り、臨戦態勢になる
バ「あぁぁぁああ！そうだったぁ…この子普通に戦っても強いんだった…じゃ、この作戦じゃ無理か」
そう言って全ての刃を消す
『え、えぇ…何がしたかったの…？』
バ「乙女は危険に遭った時に好きな人に助けを求めちゃうの！それで自覚させようと思ったんだけどな…」
『えー…こっわ』
あ、そうだ…と何かを考えた
バ「殺意を持って殺しにかかったら？その時くらいは助けを呼ぶでしょー！はいナイスアイディア。」
そう唱えられた後、よく分からない空間に出る
ここはどこだろう…？
殺気を感じてナイフを出すとそこに魔法の刃があった
はぇー…あっぶな
そんな感じで間髪空けずに攻撃が降ってくる
たまに防ぎきれなくて傷が出来る
ツーっと頬から血が流れる
この空間をなんとか破壊できないものか
巨大な火球を作って投げてみたり、色々したけどダメだった…
うーん…これは詰んだな
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作者名：くいな | 作成日時：2019年11月28日 20時
