魔王サマと主人公補正【ut】【異世界パロ】 (ページ23)

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貴方side

ひとまずカルメラさんの為に城を案内する

『とりあえずカルメラさんに城内案内してくるね、だから今少し抜けるけど話進めてていいよ。』

了解という声が上がったので任せていく

カ「姐さん！私のことはどうぞカルメラとお呼びください！」

漆黒の瞳がキラキラと輝いているように見える…
うぅ…眩しいぞ

『分かったよカルメラ、これでいいかな？』

するとものすごく輝かしい笑顔になり

カ「ありがとうございます姐さん！」

なんて言うもんだから可愛い

『カルメラも、私に対して敬語ぬきなよ？あんま堅苦しいの好きじゃないんだ』

カ「はい姐さん！敬語抜くね！あぁもう人間界さいこ…姐さんに出会えて幸せ！」

この子もうダメだ…

『姐さんなら私よりベラのが合う気がするんだけどなー…』

カ「いや…ビビッときたから…」

そう言いながらカルメラの部屋に移動する
カルメラの部屋と言っても客室だけど

『ここがカルメラの部屋ね、必要なものがあったら言って』

カ「え…姐さんと同じ部屋がいい…」

『あー…私の部屋は多分無理だな…』

多分鬱が居座る…

カ「…分かった…」

明らかにしゅんとしてらっしゃる…！？

『そんな落ち込まないで…！？と、とりあえずここね、食堂はこっちだけど、部屋にご飯持ってく？それとも食堂で食べる？』

私は最近食堂で食べてないな…仕事もあるから部屋に持ってきてもらう

カ「じゃあ長たちと食べたいから食堂で！姐さんは？」

『私は最近部屋で食べてるな…仕事が…ね』

カ「そ、そうなの…？じゃあ鬱様は？」

『あれは知らん…』

カ「もはやあれ呼びなのね…」

なんて話しながら歩くと食堂に着く

『ここが食堂。アレルギーとかなければ日替わりで作ってくれるよ。メニューはこれかな』

メニュー表を手渡す
壁に月が変わる事に紙が入るのでそれを見ているのだ

カ「なるほど…」

今日は…唐揚げなのか

夜楽しみだな…！

『じゃあ次私の部屋ね、何かあったら来れるように覚えといて』

ドアに名前彫ってあるんだけど

キラキラした目で着いてくる
なんかすごい子に懐かれたな…

『ここだよ、カルメラの部屋からは少し遠いかな』

カ「姐さんの部屋…！覚えとく！」

『こんなところでいいかな？じゃあ会議室に戻ろう』

まったりした空気感で戻る

だが、会議室はかなり重い空気になっていた

それは嫌なニュースのせいだった