どうして ページ2
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「ねぇ、樹、あのさー今日1日やっぱり大我おかしくなかった？」
部活終わりにいつものように俺の自主練にAに付き合いって貰ってる
「うーんまぁそうだよなー」
「やっぱり私なんかしたっけななんもおもいあたることないんだけど笑」
でも最近大我の話ばっかりしてるから俺はつい意地悪な事を言ってしまう
「俺もなんもないんだよなーてか七海ってやつと大我急に仲良くなったよね」
わかりやすく暗い顔になるA
「やっぱり樹から見てもそう思う？大我ってあーゆー子がタイプなのかな」
「どうだろうこれまでずっと彼女作ろうとしてなかったしどういう子がタイプとかあんまわかんねーわ」
「えぇー大我これまで彼女作ったことなかったんだよね案外モテると思ってたのに」
「いや、告白とかはされてたみたいだけどいつも断ってたよな〜」
「ええっもったいない笑まぁ樹は聞かなくてもモテて選び放題ってのが分かるけど笑」
「やっぱり？笑まぁモテましたわ笑でも今は遊んでねーから」
俺はAのために今まで遊んでた女の子達全員ときちんとお別れしたんだ。まぁAはそんなこと知らないだろうけども
恋愛は今まで沢山してきたけどそんなの意味ないくらいにAには通用しないんだ
「なんで今は彼女つくんないの？この間もなんか美人な先輩から告白されてたよね？」
「まぁ気持ちの整理ってやつよ笑てかAだって康二に告られたんでしょ？きょもが勘違いしてたやつ笑」
「またカッコつけちゃって笑私は別に今はいいの」
「ふーんあ、今日さ俺肉まん食べたい」
「じゃあ早く帰る準備するよ」
「はいはい」
＿＿＿＿＿＿＿＿
「はい今日は俺の奢り半分こずつしよピザまんと肉まん」
「ありがと」
元気がないAにすこしでも笑って欲しくて提案した肉まん大作戦だけどマフラーに顔をうずめてはふはふしながら食べてるAを見ると俺特でしかなかった笑
寒いねけど美味しいねって言い合いながらAと食べる肉まんは特別な味がした
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作者名：はるか | 作成日時：2019年8月20日 22時
