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優子にパフェを食べさせた後野薔薇にも食べさせようとチラリと横を向くと、野薔薇は胸に手を当てて怪訝な顔をしていた。
「(なんか今胸がモヤッとした…)」
『どした？心臓痛い？』
「おい。なんなんだよ」
そこに思ったよりすぐやってきた、伏黒。
任務終わり部屋でゆっくりしようと思っていた所を呼び出されて、ちょっとピキっているようだ。
指定されたファミレスで車から降ろされて渋々入店し、「何名様ですか？」という店員さんに「…待ち合わせです」と青筋を浮かべながらも答える彼を想像すると、ごめんだけど笑えてしまう。
『そんな恵にコーヒー頼んでおいてあげたよ!ありがたく受け取ってね』
「…ん」
「オッス伏黒ォ!!虎杖って彼女いるー？」
「は？」
『実はこの子がかくかくしかじか…』
「!」
「つまり…そういうことか!？」
「えぇ、そういうことよ!!」
ドドーンと効果音がつきそうなくらいの謎の緊迫感。
野薔薇のその返答を聞いてすぐ、ブラックコーヒーが用意された席に座る伏黒。協力体制である。
「彼女はまずいないだろ」
「根拠は？」
「急に東京来るってなっても特に困った様子なかったし、あと部屋にグラビアポスターが貼ってある」
淡々と言う恵の口から出た「グラビア」という言葉にパフェを頬張りながら思わずギョッとしてしまった。
でもまぁそのくらい普通に言うか…と納得したけど、なにせ伏黒はAとそういう話をしないのだ。
「彼女いる奴ってそういうの貼らねーんじゃねぇか？相手嫌がるだろ」
『部屋入ったことあるの？』
「何回かな」
そう言いながらコーヒーを飲む恵。
思ったより早くきたとは言え彼が到着する前に頼んじゃったから、多分ぬるめだと思われるそのコーヒーを、文句言わず飲んでくれる所は彼の優しさだ。
何はともあれこの有力な証言によって、虎杖に彼女はいないということが確定した。
「伏黒って女子の前でだけカッコつけてブラックコーヒー飲むタイプ？やめな？」
「俺の話を聞きたくて呼んだんだよな？いつも飲んでんだよ」
『なるほど〜、虎杖も健全な男子校生だったってことかぁ』
「虎杖にどんなイメージ持ってたんだよ」
なんだか趣深いなぁ…とウンウン頷いてると、恵に渋い顔をされた。
あ、趣深いの使い方間違えたな。とその顔で察する。
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Uo(プロフ) - 無さん» コメントありがとうございます❕イラストを載せるのは緊張するので、そう言っていただけると嬉しいです😖 (6月5日 1時) (
レス) id: d9295642a6 (このIDを非表示/違反報告)
無 - 絵うっっま！！！お話の方もサクサク行かせてもらってます！ (2022年12月27日 15時) (レス) @page36 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
Uo(プロフ) - 鈴さん» こちらのミスです、すみません😖修正したので、見られるようになったと思います…! (2022年12月20日 15時) (レス) id: 37eb27a647 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - すみません、夢主ちゃんの画像が見れないのですが…… (2022年12月5日 18時) (レス) @page9 id: e67e995d1b (このIDを非表示/違反報告)
Uo(プロフ) - アオちゃんさん» コメントありがとうございます❕そんなにお褒めの言葉を頂けるなんて、感激です…!!😖ご期待に応えられるよう頑張ります! (2022年10月3日 23時) (レス) id: 6bc61cb134 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とま | 作成日時：2022年9月13日 1時
