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「ケヒッ、そうか。それなら殺すだけだ」
「ッ!!!」
A──!!
「…安心しろ伏黒。んなこと、俺がさせねぇよ」
「だろうな。だが俺にばかり構っていると──それこそ仲間が死ぬぞ」
ボン!!!と音を立てて、虎杖と俺の間の地面が割れた。
「(…呪術じゃない、ただ呪力を飛ばしただけだ──)」
ケタケタと笑う特級呪霊を目の前に、圧倒的な呪力量の差を見せつけられて足が止まる。
気持ち悪ぃ笑い方しやがって──、
「伏黒!!!久我と釘崎連れてここから逃げろ!!」
「3人がここを出るまで俺がコイツを食い止める。出たら何でもいいから合図してくれ。そしたら、俺は宿儺に代わる」
「ッ、できるわけねぇだろ!!特級相手に片腕で!!」
「よく見ろって──楽しんでる。完全にナメてんだよ、俺達のこと。時間稼ぎくらいなんとかなる」
そうかもしれない、それでも、特級の時間稼ぎなんてそんな簡単じゃねェんだよ…!!
そもそも呪力の使い方もまるで分かってねぇだろ!!
「駄目だ…!!」
「伏黒!!!!」
「──頼む」
「…」
＊
『氷凝呪法──…直、瀑!!』
凍らせる、祓う、凍らせる、祓う、
何体祓った？？あと何体いるの…？!!
『も"ぉぉーー、祓っても祓っても…!』
まるで空気から生まれてるみたいにどんどん湧き出てくる呪霊。
呪力消費でフラついた時に攻撃をモロに食らってぶつけた頭が痛い。絶対絶対血が出てる!!
野薔薇の方は──、
バキッという音に、ギョッとして野薔薇を探すと折れたのは野薔薇の骨じゃなくカナヅチの持ち手だった。
よかったーー!!いや、よくない!!
武器を失った野薔薇はあっと言う間に足を掴まれて、あわやキモい呪霊の口の中にダイブしようという所だった。
『ぎゃー!!野薔薇ーー!!』
『待っ、待って、今助けるよ!!直──ひぃっ!!』
ヤバい、気を取られすぎた…!!!
次々と現れる呪霊に吹き飛ばされて、壁に突っ込んだ。
『ア"ッ、ぅ"』
「A!!!」
『(また頭打った、頭？あれ、さっきどこぶったっけ、)』
「オマエ顔覚えたからな。絶対呪ってやる」
呪力不足と出血でボヤける視界を必死に凝らして見えたのは、逆さま宙ぶらりんなのに強気な野薔薇。
──白くて額に式神の紋章のある大蛇。
「Aッ!!」
この声──、
『めぐみ"ぃーー!!』
「A、釘崎、脱出するぞ」
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歌詞 - 特急が取り込んでいたのか (3月22日 17時) (
レス) @page32 id: 2b3270be69 (このIDを非表示/違反報告)
Uo(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます❕かわいい性格に書けていたならとても嬉しいです😖スタンドバイミー、いつ見ても名作ですよね…!! (6月5日 1時) (レス) id: d9295642a6 (このIDを非表示/違反報告)
るる - まって、、夢主かわいい💕 てか、スタンドバイミー最高ですよね！リバーフェニックス私も好きー！クリスは性格もイケメンだし、、、。 (5月5日 0時) (レス) @page3 id: 7b5dad0b18 (このIDを非表示/違反報告)
とま(プロフ) - †NANA†さん» 詳しく教えて下さり本当にありがとうございます…!!誤字が多くて申し訳ないです😞 (2022年8月14日 20時) (レス) id: f3920fcf38 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ32と33で、「特級」が「特急」になっています。 (2022年8月13日 16時) (レス) @page35 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とま x他1人 | 作成日時：2022年5月17日 0時
