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面白そうに笑う五条先生に恐ろし過ぎるひと睨みをきかせて、ガシガシと頭をかいてから一呼吸置いて、一言。
「……分かった。分かったからちょっと喋らないでくれ、」
『え。…りんごみたいだね』
「誰のせいだよ」
『私のせい？!!』
そう。オマエのせいだ。
＊
一時間以上経っただろうか。
建物内に変化があった。上の階の窓付近から呪いの気配。
『(あんまし強くない──来る──)』
ビルの壁を通り抜けて、キモい呪霊が飛び出した。
「祓います」
『ここは私がぴゅーっとひと吹き!』
「待って」
伏黒とほぼ同時に立ち上がって構えたけど、五条先生の一言でピタリと止まる。
次の瞬間、呪霊から釘のようなものが飛び出した。
「オ"ッア"アァアアア!!!」
『わぁお』
「…」
「いいね。ちゃんとイカれてた」
今のはきっと野薔薇の術式なんだろう。遠隔でダメージを与えられるなんて、恐ろしい術式だ。
呪霊の気配が無くなって今やただのボロボロの建物になった廃ビルから、虎杖と野薔薇と小さな男の子が出てきた。
「お疲れサマンサー!!」
『野薔薇ー!釘の術式すっごかったね!カッコイー!!』
「あら、アンタ見る目あんじゃない。仕方ないから初対面の名前呼び捨ても許してやるわ」
『わーい!野薔薇も私の事Aちゃんって呼んでいいよ〜』
「なんで私はちゃん付け強いられてんだよ!!」
友達にちゃん付けされるのちょっと夢だったんだよねーと言うと「知るか!!」と一蹴された。
友達っていうのは否定しないんだ。えへへ、嬉しい。
「子供は送り届けたよー!今度こそ飯行こうか」
「ビフテキ!!」
「シースー!!」
『しーすー？』
「…寿司のことだ」
『あれ、機嫌悪い？』
心做しかいつもより眉間のしわが深いような気がする。
てか目と眉毛近いね。
『虎杖ぃ、伏黒がー』
「え、どったの。伏黒」
「…別に」
「出番がなくてスネてんの」
「プップー子供〜」
『子供〜』
野薔薇にノッかってプップーと笑うと、伏黒の拳がゴチンと頭に落ちてきた。
それを見て虎杖と野薔薇と先生がケラケラ笑う。
『いたァ!!骨!!…てか虎杖はいつまで笑ってんだー!!』
「ごめん、ごめん!」
もう、楽しそうにしちゃってさ…!人が殴られてるのに!
…結局、ご飯どこに行くんだろう。
『("しーすー"っていいな。私もこれから使おっと)』
＊
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歌詞 - 特急が取り込んでいたのか (3月22日 17時) (
レス) @page32 id: 2b3270be69 (このIDを非表示/違反報告)
Uo(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます❕かわいい性格に書けていたならとても嬉しいです😖スタンドバイミー、いつ見ても名作ですよね…!! (6月5日 1時) (レス) id: d9295642a6 (このIDを非表示/違反報告)
るる - まって、、夢主かわいい💕 てか、スタンドバイミー最高ですよね！リバーフェニックス私も好きー！クリスは性格もイケメンだし、、、。 (5月5日 0時) (レス) @page3 id: 7b5dad0b18 (このIDを非表示/違反報告)
とま(プロフ) - †NANA†さん» 詳しく教えて下さり本当にありがとうございます…!!誤字が多くて申し訳ないです😞 (2022年8月14日 20時) (レス) id: f3920fcf38 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ32と33で、「特級」が「特急」になっています。 (2022年8月13日 16時) (レス) @page35 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とま x他1人 | 作成日時：2022年5月17日 0時
