推しがリスナーに告白とか心臓に悪いんでやめてください【紫】

どうも、「不審者・・・？」と疑われた者です ページ12

次は誰が訪れるのだろうか・・・。


さとみ「七瀬が出て？」


『なんで！？自分で行けばいいでしょ！？』


ソファーにくつろいで暇そうにしてるんだからさぁ！

しかもこのやり取り２回目だよ？学習能力がないよ？


さとみ「俺はるぅと・莉犬と話してて忙しいから無理」


『理由になってなくない！？』

絶対楽しんでるだけでしょ、この最年長！！


そして、何故かるぅりーぬまで「頑張ってね〜！」と応援してきた。


あなたたちついさっきまでさとみくんのこと注意してましたよね！？私の幻覚ですか？


私はリビングを追い出されて、玄関へ行くしかなくなった。


推しに対してここまで不満を抱いたのは初めてです。


私は気を取り直して玄関の扉を開いた。あぁ、何もありませんように！



目の前に現れたのは、茶髪で高身長の人と薄いグレーの髪色の男の人。


そう、オレンジ担当・ジェルくんと水色担当・ころんくんだ


二人は予想通り驚いた顔をした。ですよねー！！


ころん「・・・さとみくんの彼女さんですか？」

莉犬くんと同じ質問をかますころんくん。


『彼女ではなくて、昨日から義妹となった者です』

私は緊張しすぎて変な自己紹介をしてしまった。


ジェル「不審者・・・？」


お二人から見れば不審者ですけど、不審者じゃないですよ！？


あと、そういうことは思っても言わない方がいいのでは！？



『詳しいお話はこれからしますので、まずお入りください！』


ジェルくんところんくんは警戒した顔をしながらも、「お邪魔します」と言って入ってくれた。



リビングに入ると「ころちゃん、ジェルくん、やっほー」とのんきに手を振っている莉犬くんと、

「おかえりなさーい」とニコニコしてるるぅとくん、

「あ、きたきた」と手招きしているさとみくんの姿が。



大好きな推したちなのに、殴りたいと思ってしまう私。おかしなことでしょうか？



私はさとみくんを立たせて、ジェルくんところんくんにソファーに座ってもらった。

二人が座ったところで、私は事の経緯を話した。


だいたいのことを話し終えて、私たちは自己紹介をすることになった。



『改めまして、七瀬と申します。いつも動画見てます。これからよろしくお願いします』



ころん「ありがとね(笑)僕はころん。七瀬ちゃん、よろしくね」

握手をしてくれたころんくん。さすが、すとぷりのパリピ担当。コミュニケーションがお高い！




ー−−なーくんと七瀬が出会うまであと５分。

なーくんと私が出会うまであと・・・？→←新事実「さとみくんはシスコン」

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