【HQ】君達の裏切り、僕が裏切ってあげる。

23.キャアッ、怖ぁい！(裏声) ページ30

僕は体育館へ何もなかったようにズカズカ足を踏み入れる。


え、だって僕何も悪いことしてないんだもん！勝手に勘違いしてるだけだもん！



まぁ、普通なら

『ど、どうしよ！もうやめよ！』
『何で私ばっかりこんなめに(泣)』

とか言うんだろうけど、こちとらそんな女の子らしい性格あいにく持ってないんでねww(←真音ちゃんが特殊なだけ)



「……仕事終わったのかよ！どうせサボってたんだろ！」



うおっ！


田中のいきなりの怒号に耳を塞ぐ。


そして僕の必殺！余計な一言←



「……うるさっ」


「何だと！……し、仕事もまともに出来ねぇくせに！どうせいつも潔子さんに頼ってたんだろ!？」



あ、顔真っ赤じゃん！しかもなんか逆ギレしてきたナンダコイツ←



なんかむかつくので



「やりましたけど何か文句でもぉ？(ドヤ顔」



言い返してやった←


ふぅ！すっきり！


かんじんの相手は僕の言葉に反論出来ずに黙りこんだ。




……あーあ、面白くないなー。
戻ってこないかな琴霧さん。(フラグ入りましたー)



って思ってたら一人の少女(悪女)と少年(主将)が体育館に戻ってきた。(←フラグ回収お疲れ様でーす)



「皆さんごめんなさい！愛、みんなの練習邪魔しちゃったぁ。許してぇ…！」



面白い人が帰ってきた！でも『練習邪魔しちゃったぁ(裏声)』とかみじんも思ってないよな？……な？(威圧)



そして、琴霧さんは僕を見た瞬間、



「キャアッ………怖ぁい!」



無駄にガクガクと怯え始めた。


一生僕にひれ伏すがいい！フハハ



……なんか一種の悪役っぽい感じがしたからやっぱやめよ。



「ったくちゃんと仕事しろよ！……大丈夫だ愛。俺達がいるから心配するな」


だから仕事してますって((



ん？あとこれって普通ときめくような言葉だよね？



なんで琴霧さんに向けて言ったら、こんなにも吐きそうなくらい気持ち悪くなるんだろう、世の中って不思議だな(遠い目)



「プスッ」



あ、やべ笑っちった！テヘペロ☆



「………練習再開しろ」


「「「ウ、ウス……」」」



あれ？今のおとがめなし？嬉しいなぁ(棒)



バレー部はまた忙しそうに練習に営み始めたのをきっかけに、琴霧さんが僕に近づく。


え、悪いな！僕残念ながらアッチ系じゃないんだ！(爽やか笑顔)


でも、違ったようで


「これからあんたをドン底まで突き落としてあげる(ﾎﾞｿｯ」



僕の耳元でボソッと呟いてどっかいった琴霧さん。





……後で、耳掃除しなくちゃ★

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