呪力が憑いてた【呪術廻戦】

8話 ページ9

ﾊﾟﾝｯと五条先生の手を叩く音が鳴り、注目を集める


五条｢さぁさぁ、明日はお出かけだよ！


4人目の1年生を迎えに行きます｣


ｯ！

笑顔が眩しい...！












へぇ

この学校は女子もズボンなのか


戦うから動きやすいようにって理由だろうか




それにしても、ズボン短くない！？


届けられた制服に袖を通すとスカートではなくズボン


しかも膝上20cm！？(測った)


流石に黒タイツを下に履いた






虎杖｢1年がたった4人って少な過ぎねぇ？｣



そりゃあ、呪術高専だからでしょ



伏黒｢じゃあオマエ

今までA以外に呪いが見えるなんて奴、会ったことあるか？｣



伏黒くんいい声してるなぁ



虎杖｢...ねぇな｣



...ねぇ、虎杖くんいつから咥えてたのそのアイス



伏黒｢それだけ少数派なんだよ、呪術師は｣



わざわざ少数派を"マイノリティ"って呼ぶ当たりカッコイイね



虎杖｢っていうか、俺らが3、4人目って言ってなかった？｣



...ねぇ、虎杖くんいつ食べ終わったのそのアイス



伏黒｢入学は随分前に決まってたらしいぞ

こういう学校だしな
何かしら事情があんだろ｣



...心のツッコミが追いつけそうにない



遠くから｢おまたせー｣という声が聞こえた


言わずもがな五条先生である



五条｢おっ、2人とも制服間に合ったんだね｣


虎杖｢おうっピッタシ


でも伏黒と微妙に違ぇんだな
パーカーついてるし｣


確かに、と私も頷いた


五条｢制服は希望があれば色々弄って貰えるからね｣


ゼリーを吸いながら言った


五条先生が大きいからゼリーが小さく見えるというのは黙っておこう


虎杖｢え、俺そんな希望出してねぇけど｣


五条｢そりゃ僕が勝手にカスタム頼んだもん｣


...まてよ？


『《もしかして、私のも？》』


五条｢そっ

Aはかわいーからね
変な奴がよってこないように｣




"かわいー"


社交辞令なのかもしれない


けど





...一言文句言ってやろうと決めたのを辞めるには十分だった

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