呪力が憑いてた【呪術廻戦】

37話 ページ38

五条先生は考え直してくれたらしく一回り大きい箱を準備し始めた


...箱に入るのは確定らしい



私と虎杖くんは膝を抱えて入り込んだ

どうしよう...
隣からキラキラした目線を感じる



虎杖「わくわくっわくわくっ！」


五条「はいはーい、しめるよー」


空間は閉ざされ、揺れ動いた

きっと移動を始めたのだろう










五条「おまたー！！」


目的の場所についたことを知らせるように叫ぶ声が聞こえた


周りが何か話しているような気がするが箱の中にいるため聞こえずらい

大声で叫んでいる五条先生の声を頼りに状況を把握していると、ついにその時はやってきた



五条「そして東京都の皆にはコチラ！！」


バコっという音がして蓋が開く


五条「故人の虎杖悠仁君と蘭奈Aちゃんでぇーっす！！」


虎杖「はい！！おっぱっぴー！！」


...確かに言葉の選択肢って広いけど何故それになった


ほら、皆気まずそうな顔してんじゃん...


ちなみに私はというと立ち上がらずに箱から顔を覗かせているだけである

この気まずい空気はどうすればいいというのだ

...まあ、私も確かに一度は賛成派にいた身ですから強くは言えませんが


ただひたすらに迷っていると誰かに箱をけられた



野薔薇ちゃんだ


野薔薇「おい」

虎杖「あ、はい」

野薔薇「何か言うことあんだろ」


涙目でいう野薔薇ちゃんを前に虎杖くんと謝罪した





五条先生が学長先生にしばかれているところを見て歌姫先生という京都の先生は笑っている


そんな不自然な状況の中での説明は終了し、それぞれがミーティングのため解散した

が、私は何故か五条先生に呼び止められた



五条「いやー、すっごい！！申し訳ないんだけど！！


二人ともいない予定だったからさ、突然人数増えて京都の学長お怒りみたいなんだよね〜

だからAは団体戦でれなくなっちゃったっ！」




・・・は？

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