ハッピー サプライズ？！ ページ14
「席、先に戻って。」
2人で戻ると確かに小瀧に揶揄われるかもしれない。
ちょっとした優しさに、また胸の中がほわんとする。
「わかりました。明日、楽しみにしてます。」
それだけ言うと席に戻った。
『遅かったですね〜。』
携帯が震える。
敵は小瀧だけじゃなかった、、、里帆もだ。
『ボーッと外見てた。』
『それで？』
隣見ると、ニヤニヤしながら携帯で口元を隠す里帆。
隠せてないからね！！
『�霤弔気鵑�来て話してただけ。』
『それで？』
返信がポンって速いのもムカつく！！睨んで、べーって舌出してやる。
けど、里帆は私の社内で一番の友達だからなぁ、、、。
それに、自惚れ心に釘を刺してもらわなきゃだからね。
里帆の過去の恋愛話なんて、漫画か小説になりそうなくらいだもん。
恋愛マスター？天性のモテ女？嫌な感じじゃなくて、本当に可愛くて性格もよくて、女の私ですら惹きつけられる魅力的な子。
中間さんも夢中になるはずだよ、ってね。
『明日、どこかへ行こうって誘われた。』
「ん〜！！」
声を抑えて暴れてる。
里帆も驚くよね。急展開だもん。
『なんで、なんで？今までそんなにアピールされてた？』
『ほとんど話したことない、2人では。
昨日、コンビニ行った時が初めてかも。
あんなに長く2人で喋ったの。』
『私のおかげ！！』
右腕をバシバシ叩かれるから、とりあえず落ち着かせて、
『そんなんじゃないよ。』
って返す。
するとギューって腕を組んできて、
「A、応援してる。がんばれ！」
小声で言ってくれた。
わからない、まだ。
里帆の言うようなことなのか、、、つまりは好きってことか？だよね、、、。
今までそんな風に意識したことないからさ、
「応援ね。ありがとう。」
とだけ返す。
9時を過ぎた頃、品川駅に着いた。
小瀧と私は目黒駅から私鉄に乗り換えて同じ駅まで帰る。
同じ駅に住んでいるのも、周りから反感を買う理由。
でも、たまたまだし。
都内最長の商店街があって、職場からも近くて、家賃もそこまで高くないってなったら選ぶでしょ？
私は普通の1Kのマンション、小瀧は彼女と同棲するマンション。
はぁ〜、全部ぶちまけてあげたいよ。
駅に着いたらいつもはそこでさよならするのに、呼び止められた。
「どう思ってんの？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 88人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まさか(プロフ) - cassisさん、ありがとうございます！ばどと紫くんのお話を読んでくださるの、うれしい！！クリスマス話はクリスマスを過ぎ、年明けになりますが引き続き読んでいただけるとうれしいです。寒いですが身体に気を付けて、よいクリスマスを（＾Ｏ＾☆♪ (2022年12月21日 11時) (
レス) id: 228009e50a (このIDを非表示/違反報告)
cassis(プロフ) - 全員分のお誕生日のお話完結…おめでとうございます！ ばどのお話と�霤弔気鵑僚�の子への奮闘、とても大好きでした！クリスマスとても読みたいので、良ければ書いていただけるととても嬉しいです…！まさかさんのお話大好きです！！ (2022年12月20日 16時) (レス) @page50 id: 6b410b4899 (このIDを非表示/違反報告)
まさか(プロフ) - 1人でも読んでくださっているなら、、、と思い、誕生日まで図々しく更新していきますよ〜！！紫くんファンの方ごめんなさい、、、と心の中で謝罪しつつ。ね。おっと、試合が終わった。拍手、拍手。母してきます〜。いつもありがとうございます！！ (2022年12月4日 10時) (レス) id: 228009e50a (このIDを非表示/違反報告)
まさか(プロフ) - りえさん、ありがとうございます！寒いです！！ホットコーヒーがすぐアイスコーヒーになる！昨日の歌番組、私も同じです。エイトのみ。私こそ、りえさん大好き感謝！です。ほら、紫くん話、イマイチなようで若干しょんぼりしていたので。消すには、、、ね。 (2022年12月4日 10時) (レス) id: 228009e50a (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - 今日は、リア凸お休みじゃない…とりあえず、もうすぐ始まるであろう舞台が成功するよう祈るばかりです。去年のまさかさんの舞台がらみのお話しまた読んでこよう〜明日からまたお天気悪くなるみたいだし、今日のお天気で、お買い物行ってこよう。では、また。 (2022年12月4日 10時) (レス) id: 01b7b43f71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まさか
| 作成日時：2022年11月30日 14時
