Yokohama 赤 ページ7
けど、すぐに気付く。
何年ぶりかにこんな距離。
近くで見つめた、、、近くで感じた温もりと香り。
荷物なんか放っぽって抱きしめたい。
人目なんか気にせず、その唇に触れたい。
ほんの少しだけ、腕に力が入る。
すると、神ちゃんがハッとした感じで腕を押した。
「ありがとう。
また迷子になってた。
あかんな、地元やのに。
久しぶりすぎて全くわからんわ。」
って、2人の間にできた距離。
拒絶、、、。
「ほんまに、オレでさえ帰るたび、あれ?ここにあった店は?道は?ってなるもんな。」
声震えてない?オレ、、、。不自然じゃない?
喋りまくる。
「職場用よな?土産。
ベタにザ、大阪!たこ焼き味のもん?
臭いがキツイか?ソースの。
結婚式場やもんなぁ。
ソースの庶民的な臭い漂わせるわけいかんよな。」
自分でも何言うてるか分からへん。
「シゲは?」
「うちは30個、、、では足らんな。
40個くらい入ったもんでええか。
何でもええわ、うちなんか。」
適当に1番手前の目立つ所に陳列されたものを取る。
87人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まさか(プロフ) - maiko71さん、ありがとうございます。お返事が遅くなってごめんなさい。切なさの中に甘さを感じるmaikoさん、すごい。私も2人が行っている設定のお店検索でめちゃくちゃパンケーキの写真見たので、食べたい!!朝デートの鶏肉とかにしないあたりね。天邪鬼です。 (2021年12月6日 17時) (レス) id: 47336b917c (このIDを非表示/違反報告)
maiko71(プロフ) - 2人それぞれの想いがあって切ないけれど、お互いのこと、お互いの気持ちばかり考えているの切なくて甘いなぁ〜と思いながら楽しませていただいております。ふわふわのパンケーキ食べたくなってしまいました笑 (2021年12月5日 13時) (レス) @page42 id: 8f39336641 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まさか | 作成日時:2021年11月28日 16時