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2017 24 ページ43

神ちゃんオレが送って行くから、そっちのタクシー、マネさんたち使ってや。


神ちゃんの住所と部屋番号だけ教えて。




ってシゲの声。


おいおいおい!!


え?


は?


ここで起きるのも変やし。


マネージャーさんも、ありがとうこざいますって声弾んでるし。


、、、家着くタイミングで起きればいいか。





タクシーの中、あの時みたいに手を握られる。


もう、、、あかんて、、、。


車がカーブしたタイミングで、シゲの肩にもたれかかった。


シゲの温もりが心地いい。


繋いだ反対の手で、頭を、シゲの大きな手が撫でる。優しく。


今、オレの髪にキスしたやろ?


あかんて、、、。

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作者名:まさか | 作成日時:2021年2月28日 11時

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