アホなことして、キスをして。

うどん 赤緑 緑5 ページ5

「神ちゃん、シ、、、！？


うわぁ、、、ごむんなさい！！


見てません！！何も！！


時間です！！しゅ、シ、スタッフさんが呼んでましゅ！！」


盛大に噛み倒し、慌てふためいたハマちゃんが、それだけ言って出て言った。


オレら2人のことは、まぁ、メンバーみんな知ってるから、今さら隠すことではない。


でも、


「シゲのアホ。


楽屋でキスなんかして。


ハマちゃんに見られたやん。


この後、やりづらいわ。」


衣装やったこと忘れて床座って。汚れてない？服を叩きながら立ち上がる。


「ええやん？ハマちゃんやし。


それより、次のインタビュー、オレと神ちゃん2人やで。


顔、出んようにせなあかんで。」


なんでオレが注意されてんねん。


シゲかって、、、と言いかけて止める。


シゲはいつも完璧なんよ。


熱く語るところは語り、ファンの子らが喜ぶこと答える。


オレとのことも。


結局、何も言い返せない。


「わかってるし、、、。」


ぶっきらぼうな言い方になってしまう。


早くみんなのところ、行きたい、、、。


シゲと2人っきりやと、あかん。


「早よ、行くで。」


ドアノブに手をかけたところで、後ろから耳元で囁かれる。


「続きはまた後でな。


久しぶりやし、、、オレ、抑える自信ないけどごめんな。


先謝っとくわ。」


そんなん言われて、、、。


インタビューでも、きわどいところ触って、オレがうれしくなるようなこと言って、、、。

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