アホなことして、キスをして。

うどん 橙黄 黄12 ページ39

さっきまで抱き合ってたベッドにまた逆戻り。


今度はゆっくり。


次、いつこうして会えるかわからへんしな。



「なぁ、、、。


少しでもええからさ、もっと一緒におれる時間作ろ？


合鍵、作ったから。


持っといて。


で、来れる時、待ってて。」



いつもオレのことばかり優先してくれる。



そうやって、、、。それが嫌なんやない。



でも、もっと強引に、オレのこと引っ張って。


振り回して。



ちょっとやそっとじゃ、ビクともせん照史への想い。


これからもよろしくの意味を込めて。


「ありがとう。


オレん家のも実は作った、合鍵。


持ってて。」


って。


以心伝心やん、とかなんとか驚いてるけど、違うで。


神ちゃんに相談してんの聞いてたんや。


そんな風に思ってくれてるなんて。


照れ屋の照史が、、、ってうれしくて。


だからオレも作った、合鍵。


一緒に寝るだけでもええやん？


おやすみか、おはよう言うだけでも。


ぎゅーって抱きしめられて、


「痛い！痛い！」


って笑って、キスして、、、。


多分、明日からもがんばれる。


ずっとずっとがんばれる。


な？


深夜のうどんはオレが食べさせへんから。


やから、一緒におろな？

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