あの女の子は、な組の...【stpr】

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Aside




6人全員が私に殺気を向けている。


え？組長さん、覚えてる？？私、な組に入れてって言ったこと。(2回目)



もしかしてさー、全国の組長ってバカ説あるw 点P「なーくんは皆のことを考えてて馬鹿じゃない」




な「正体を見せろ...！」



んー、そう言うならおっけ。




『私の名は、篠原A。』

な「篠原...A...」





テメェらを殺す名だ。覚えておけ。テメェらを殺したら、私は...私は...！




『...あのさ、組長さん。さっき私がな組に入れてくれって言ったの覚えてる？？』



急な展開に驚く組長。まぁ、私レベルならな組に入れるんだけども。



な「そういえば...さっき...！でも、あの罠は突破出来ないはずじゃ...」



だーかーらー、私はシーニュ・ノワールなの。そこら辺の輩とは違うんだって。



あ、でも今は弱いキャラでいこおっと。強いのバレるとスパイとして入ったのがバレるもん。





『えっと...なんか開きました...それで、地下から音がしたので...来ました...』






うーわ、ぶりっ子の私キモw




な「は？開きました？？嘘だろ...警備担当、入れ替えようかな...」



仲間のせいにするのwwあとさー、私１回な組メンバーと会ったことあるんだよね。




丁度同じ任務で、私が駆けつけた時にはもうな組メンバーの誰かが始末してた。









・





さ「...」




そうそう、君だよ、君。

君と会ったんだっけ。



その時...というか四宮グループは顔バレしないために仮面をつけて任務にあたる。

でもねー、口元は見えるからさっ。



覚えてないの？？確か名前は...さとみ、だったっけ。




桃原さとみ。射撃が得意なんだっけ。




それぞれのメンバーの個人情報は把握済み。





な「それで。用件は。」
『な組に...入りたいということです...』


何回も言わせんな。めんどい。


な「は？？な組に？？お前みたいな不審者がか？？」



不審者扱いやーめーろ。てか、他の奴ら全然喋んないの。つまんな。



私はお喋りしたいんじゃないんだって。な組に入りたいだけ。





『じゃあ...何したら入れてくれるんですか...』









な「...俺達と戦って勝てたらいいよ。無理だと思うけど。」




え。そんなんでいいの。私、あんたらより強いけど。


組長達の目はギラギラ光ってる。



ふん。面白い。



黒の白鳥...シーニュ・ノワールの本気、見せてやる。

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