23＊ ページ26
ころんside
『ほっ！』
Aの声と同時に屋根裏の床に穴が開く。
近くにはナイフと...ダーツ？
そんなもので開くのか...
驚きを隠せなくなってきた。A...何者？
こ「...。」
地上に降りると、足音が聞こえる。
手下か。
僕は腰につけた銃をカチャリとさせる。
そして手下が見えた瞬間、撃とうと準備。
が、Aの姿が瞬く間に消えていた。
手下1「お前は誰だっ！」
手下2「姿を見せろ！」
こ「僕は......？！」
今...物凄い速さでAが、手下の背後に動いた。
そして、囁くように話しかけた。
『ねぇ...な組って知ってる？』
手下「お前はっ！誰だっ！」
手下2名が銃口をAに向ける。
Aも...な組に入れるくらいならアイツら、仕留められるよね。
早く片付けてね。
『え、撃つの？
撃てばいいじゃん。』
Aの声がひんやりとしている。
手下「へっ。後で後悔しても遅せぇよ？」
大丈夫。僕がいるから。
さっきから、手下共を見ていたが、視線が妙に上を見ている。
何かあるのか？
僕もゆっくりと、上を見た。
こ「Aっ！危ないッ！」
屋根裏の下側には、驚く程の数の弾が降りてきていた。
速度が遅い。わざとか？
Aは至って落ち着いている。
おい、早く銃を出すか避けるかしろよ...！
『ころん。落ち着け。私は大丈夫。』
落ち着けるわけ無いじゃん！
後3秒...！
僕は動き出した。
こ「くっ...」
無理だ。あの数の銃弾を一気に落とすことなど、僕には不可能だ。
いくら速度が遅くても...。
どうしてだ？今までこんな手下などに負けたことなんてなかった。
やはり...黒組は、違う...。
手下「そう言ってられるのも後1秒だなwww」
今すぐ手下の顔面に弾を撃ち込みたかった。
だけど、Aの目が「撃つな」と言っている。
『じゃあ、私はその1秒で全て変えてやんよ。』
A？！何言ってる。
あの数を1秒で.....
思わず目を瞑った。
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾝ
発砲される音がした。
Aが手当り次第に撃ったのか？
怖くて目を開けられない。
目を開けると...Aが居なくなっていそうで怖いよ。
『ね？1秒で全て変わっちゃったね。
だから...』
Aの声だ。
生きてる。でも、どうして？
下に目をやると、全ての弾が落ちている。
まさか打ち返したのか...？
そういえば、さとみくんの時もそうだった。
A...。
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紫月まろ。＠ばか同盟。相方:めんたいこ。(プロフ) - ページ３０の怪我したってやつのお写真、うちのリア友のお部屋と同じ...。 (10月14日 20時) (
レス) @page30 id: 2bc2556456 (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - こんにちはっ！本当にこのお話大好きです！ (2022年8月21日 16時) (レス) id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
赤い実が好き - こんにちはっ！Pさん！完璧少女進めてほしいです！おもしろかったので！ (2021年12月14日 14時) (レス) id: 678f51501f (このIDを非表示/違反報告)
みずな(プロフ) - 初コメと応募失礼します 瑞稀 男 天然を演じてる (2021年9月13日 18時) (レス) id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)
ネココ - この作品面白いです〜気づいたら一番右のお星さまにマウスが…更新頑張れッ！！ (2021年7月29日 12時) (レス) id: d9dbb0348a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴美味しいけど何か？、点Ｐ撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2021年6月12日 23時
