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ころんside
『あれが黒組ね。』
こ「うん。」
僕は、Aと一緒に黒組のアジトを見つけた。
どこから入るべきか...
頭の中でシミュレーションする。
あそこを...こう言ったら、多分手下が出てくるから...あーして...
『ころん。突撃開始！』
A？早くない？
ローラー作戦(手当り次第に行くこと)でやるの？
失敗する可能性、大だけど...。
はっきり言って、僕は反論したかった。
だけど、Aが「ころん」と名前を呼ぶ度に頬が熱くなる。
こ「いえっさぁ！」
ほら、何も言えない。
実力も、何もかも敵わない気がする。
『っよし...』
気が付くと、裏口に来ていたらしい。
そこからじゃ入れないって...屋根とか壊さないと...
『ころん？入るよ。』
ドアが...開いてる？！
Aの手には改造した針金。
もしかして、この1本で開けたのか？
こ「...おっけい」
凄い...。
ピッキングは、な組でしたことない。全部、屋根とかを破壊してきたから。
その分、ほぼ全員が集まって早く終わるけどね...
Aは...。
僕は、自分の不甲斐なさに唇を噛みそうになった。
僕は...元からな組だったのに。
Aは、今日入ったばかりなのに...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
屋根裏に座る。
ここ、敵来るよ？？
こ「どこから攻めるの？」
『な組の重要人物は？』
こ「確か、組長、副組長、若頭。」
暗記してて良かったぁ...
最初は若頭からかな。
その後、組長、副組長...と
Aがこちらを見つめてくる。
...戦いの真っ最中だと言うのに。
『まずは、「黒蓮華の間」に居る若頭を殺る。
その後、組長と副組長を殺る。』
それはいいと思うけどさ...
こ「そんな一気に出来るの？？」
1人ずつ確実に殺った方がいい。
ウチの組長も言ってた気がする。
Aは黙って立ち上がった。
『ころん。行くよ。』
こ「えっちょっ...」
驚くべき速さで歩くA。
こ「待ってよ〜」
僕はその華奢な背中を追いかける。
『......ふっw』
今、A笑った？
...別に知らなくてもいいけど、彼女のことをもっと知りたい。
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紫月まろ。＠ばか同盟。相方:めんたいこ。(プロフ) - ページ３０の怪我したってやつのお写真、うちのリア友のお部屋と同じ...。 (10月14日 20時) (
レス) @page30 id: 2bc2556456 (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - こんにちはっ！本当にこのお話大好きです！ (2022年8月21日 16時) (レス) id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
赤い実が好き - こんにちはっ！Pさん！完璧少女進めてほしいです！おもしろかったので！ (2021年12月14日 14時) (レス) id: 678f51501f (このIDを非表示/違反報告)
みずな(プロフ) - 初コメと応募失礼します 瑞稀 男 天然を演じてる (2021年9月13日 18時) (レス) id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)
ネココ - この作品面白いです〜気づいたら一番右のお星さまにマウスが…更新頑張れッ！！ (2021年7月29日 12時) (レス) id: d9dbb0348a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴美味しいけど何か？、点Ｐ撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2021年6月12日 23時
