約束 ページ1
安『は…?』
「お願い、」
.
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ボーッとしたまま会社を出て、安田の働いてるお店に行った。
でも安田はいなくて、代わりに大倉さんが。
グダグダ話しながら飲んでると、大倉さんが酔い潰れてしまった。
安田に会いに来たから、
やっぱり安田に会いたくて。
気づいたら安田の家に来てて、
気づいたらそんなこと言ってた。
「お願い安田」
安『お願いって言われても…、』
私も正直、何言ってんだろって。
でも言った手前、引き返せなくて。
「私もうどうしたらいいか分かんない、」
安『……』
「…ごめん、。うん、ごめん!今の忘れてっ笑」
安『…』
「…私帰るね」
涙を拭いて部屋を出て行こうとすると、
安『待って』
「!」
グッと腕を引かれた。
安『今日はもう遅いし、酔っとるし、泊まってき』
「え…?」
安『あと明日お店おいで、お洒落して(ニコッ
じゃあほいっ、お風呂入っておいで!』
「わっ」
そう言って、ポンと背中を押される。
振り返ると、いつもの優しい笑顔。
安『ほーら。はよせんと、寝るん遅なるで?』
「…ありがとう」
.
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カランカラン
『いらっしゃいませ』
仕事帰り、すぐに家に帰って着替えた。
髪を巻いて、化粧直しをして。
「しょうたさんいます?」
『あー、しょうたなら他の客の…』
『いらっしゃい』
声のする方を見て、思わず息を呑んだ。
安『お待ちしてました(ニコッ』
いつもと雰囲気が違う。
どこが違う?
黒いシャツの上から、柄のついたジャケット。
首元に光る金のネックレス。
安『奥の部屋行こっか?』
「!」
そう言って、腰に手を回される。
優しいのに、どこか強引。
「髪…、上げてるのね今日は」
安『大切な人と会うからな?Aも、可愛いやん。ちゃんとお洒落してきたんや』
「…私が中途半端なナリで来るわけないでしょ」
安『フッ、そうでしたぁ(ニコッ』
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きらびやかな店内。
その奥の、暗い部屋の中に2人で入った。
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神山安葉 - 最初だけ読んでて見ないうちに終わってたんで最終回だけ見たけど、やっぱ安田とくっつくんですね( *´艸`) (2018年9月15日 9時) (レス) id: 815f9208e3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - クララさん» コメントありがとうございます!更新滞りがちですが、どうぞよろしくお願いします! (2018年8月5日 7時) (レス) id: c396e97270 (このIDを非表示/違反報告)
クララ - 続きが気になります〜♪ (2018年8月1日 15時) (レス) id: d58e788cbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちごみるく | 作成日時:2018年7月23日 21時