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紅葉が5枚 ページ7

鬼道side


鬼道「なぁ紅月、1つ聞いてもいいか?」


俺は昨日から疑問に思っていた事があった。

紅月は俺の方を向いたが微笑んでいるだけで何も言わない。
肯定ととってもいいのだろうか・・・


鬼道「お前達サッカー部のグラウンドを訪れた時から気になっていたんだが・・・部員は少なく、フットボールフロンティアにも参加できないというのに・・・なぜ、あんなに大きなグラウンドがあったんだ?」

夏未「確かに、考えてみればそうね・・・」


皆の視線が一気に紅月に集まる。


優羽「・・・・・本当は多かったから」


紅月は表情を崩さずに涼やかな声でそう言った。


豪炎寺「多かった?」


恐らく全員が聞きたかったであろう事を豪炎寺が代弁した。


優羽「そう、部員が多かったの・・・でも減ったの・・・」


鬼道「何故だ?」

優羽「・・・」


そう聞くと微笑み続けるものの、何も答えずにこちらを見ていた。
それが何を表しているのか全く分からない上に表情からは何も読みとれない。

こいつは何者なんだ?

紅月が黙り込んでいる事に皆が首を傾げていると瞳子監督の声が響いた。


瞳子「総理大臣がエイリア学園に誘拐されたわ」

円堂「え!?」

瞳子「今から、犯行現場である奈良鹿公園に向かうわよ!」

「「「「「はい!!」」」」」


まさか、総理大臣を誘拐するとは・・・

必ず倒してみせる、エイリア学園。

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作者名:和丸 | 作成日時:2019年5月2日 1時

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