紅葉が39枚 ページ41
NOside
円堂「本当にここでいいのか?」
?「うん、すぐそこだから」
そう言って少年は自分の行き先を指さした。
円堂「んじゃ・・・」
?「ありがとう」
少年と別れを告げた後キャラバンの扉が閉まりタイヤが動き出した。
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円堂「白恋中の吹雪か・・・一体どんな奴なんだろうな!」
円堂は早く吹雪士郎に会いたくてワクワクしている様子だ。
しかし、通路を挟んで隣にいる染岡は豪炎寺の事を思い浮かべていた。
空いている隣の席に向けていた視線を瞳子に向け舌打ちをひとつする。
これを見ていた壁山と栗松は眉の下をさげ顔を見合わせた。
豪炎寺が去ってからイレブンの雰囲気は暗くなっていくばかりだ。
古株「見えてきたよ、あれが白恋中だ」
キャラバンの向かう方向には白恋中の校舎が建っていた。
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荒谷「わぁーすごい!本物の雷門中だ!」
居屋「あの日本一のチームがここにいる!サインちょうだい!」
雪野「あ、噂の目金君だ!」
校舎の中に入るやいなや白恋中のサッカー部員に囲まれる雷門イレブン。
空野「ようこそ白恋中へ、円堂君」
円堂「すっげー!みんな俺たちの事知ってる!」
目深「そりゃあもう」
壁山「フットボールフロンティアで優勝した実感がようやく湧いてきたっス」
風丸「円堂、目的はそれじゃないだろ」
円堂「あ、そっか」
風丸に注意され円堂は頭をかいた。
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作者名:和丸 | 作成日時:2019年5月2日 1時