32話 ページ34
.
ダニーは少し黙り、私の目を見て言った
ダニー「...そうだね、アイツを倒さないと被害が広がるだけだし...
それに、Aに出来ないことなんて、無いからね！！」
いつものように、笑ってくれた
ダニー「はい、これストック用のA専用のドーピング剤、
肩はこの塗り薬ね、僕が塗るから安静にしてて」
『ありがとう。』
グレイが幻で私達の姿は消してくれているけれど、早くしないと皆が危ない．．．
私一人では無理そうだし、無理じゃなければ緑谷さんも連れていこう
ザック「おい！！！どーなってんだよ！いい加減憑依解け！」
『．．．あ、忘れてた。出ていいよ』
ザック「．．．ったく＿＿＿＿＿＿＿って
は？」
ザックは、塗り薬を塗られている私の肩をみて、固まった
ザック「．．．．．
＿＿＿＿＿＿知ってるか、A。憑依してる時は、俺の幽体みたいなのがAの身体に覆いかぶさってんだ。」
『＿＿＿？、うん。知ってるよ。急にどうしたの？』
ザック「．．．だから、Aの声は聞こえても、
目の前の視界は見えても、
Aの身体が見えない。
俺はAが怪我してるって知らなかった、
ご主人サマがピンチだったのに何も出来なかった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ごめんな。」
ザックは俯いて、少し頭を下げた
ザックは泣くやつなんかじゃないって分かってる
でも、少し声が震えていた
それだけ、自分を追い込んでいるんだろう
『＿＿＿＿ハァーー、
馬鹿だなザックは。
あんなゴリラに力で勝てる訳無いっつーの！！
ドーピング剤無しでアイツに勝てるんならもう私がゴリラになっちゃうわ阿呆。
っていうか謝る暇あるんなら、私にこんな怪我させたゴリラに、何百倍にもお返ししてあげなさい！！』
ザック「＿＿＿！」
ザックは、バッと顔を上げ、私を抱きしめた
ザック「ありがとな．．．
あと眼鏡、Aの肩に塗り薬を塗れるのを良いことにベタベタ肩触ってんじゃねぇぞ」
ダニー「ｷﾞｸｯｯ」
そんな会話をしている時、
遠くから、信じられない声が聞こえた
死柄木「チッ．．．あの餓鬼、逃げたかよ
＿＿＿あ、良いこと思いついた
誰かを傷つけたら来るよな、餓鬼も、オールマイトも。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿なぁ、イレイザーヘッド。」
ラッキーキャラクター
麗日お茶子
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宇佐見(プロフ) - 作者の宇佐見です。喜んで頂けてなによりです！遅くはなると思いますが、是非気長にお待ち下さい。 (2021年9月6日 1時) (
レス) id: 3228aab75d (このIDを非表示/違反報告)
ルビー - 読んでいてとても楽しかったです!!更新頑張ってください(*‘ω‘ *) (2021年9月5日 15時) (レス) id: dc0e15f974 (このIDを非表示/違反報告)
紫霊 - ありがとうございます！！！滅茶苦茶嬉しいです！！！楽しみに待ってます|*･ω･)ﾉ (2021年8月30日 18時) (レス) id: 84d5eb71dc (このIDを非表示/違反報告)
宇佐見(プロフ) - 紫霊さん» 作者の宇佐見です。コラボ作品ということであまり伸びないと思っていましたが、待っていてくれてとてもありがたいです。作者は気分で描いているので少し遅くはなると思いますが、待ってくれる方が居るのであれば必ず完結させたいと思いますので、もう暫くお待ち下さい。 (2021年8月29日 2時) (レス) id: 3228aab75d (このIDを非表示/違反報告)
紫霊 - 一気に読みました!とても素敵なお話ですね。ですが、更新停止中になっていますが、もう更新はしないのでしょうか?とても素敵なので、このお話には完結してほしいです。私欲失礼しました (2021年8月28日 11時) (レス) id: 84d5eb71dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宇佐見 | 作成日時：2021年6月4日 22時
