【wrwrd!】海の魔女？それは私の事です。

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A視点
＿＿＿＿

おまじないをしながらマフラーを編む

もうこれ以上私みたいな
子を出さないように


そんな事を願いながら編み続ける

『よしｯ！！ 出来た！！』

気が緩み敬語が抜ける

おっと誰もいなくて助かりました


マフラーを懐にしまい
トントンさんにあったら渡そう

1人でニコニコしながら
長い廊下を歩く


そろそろ"あの人"が帰ってきても
いい頃なのですが…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

玄関のインターホンがなる

『はーい…』

瞬間移動して玄関を開ける


そこにはエミさんの姿が会った

em「帰るのが遅くなり申し訳ありません
ご主人様」

ペコッとお辞儀するエミさん

『そろそろ帰ってくるころだと思いましたよ
さぁ、中に入って』

エミさんを中に入れリビングに行く

gr「なぁ、Aそいつは誰だ？ 」


tn「俺も気になるわぁ」

リビングにはお二人さんが待っていた

『この人はエーミール。私の執事さんよ』


em「初めましてトントンさん、グルッペンさん」

礼儀正しい口調で喋るエミさん

em「私はエーミールと申します。
ちなみに私も魔法使いです」

そう言った瞬間エミさんの周りから
無数の蝶々が現れた。


蝶々達はエミさんがﾊﾟﾁﾝｯと
指を鳴らすと消えてしまった

em「どうぞ、よろしくお願いします」


『と、言うことです。仲良くてくださいね』

そう言うと私はトントンさんに
近寄った


『はい、これ』

懐からマフラーを取り出し

トントンさんに渡す

tn「あ、これ…こないだ言っとったやつや！ 」

トントンさんは嬉しそうに
マフラーを付ける


tn「首元が温かいわぁ…」

目を見てみるとあのときの光が
入っていない目はどこにもなかった


きっともう大丈夫なのだろう

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