【wrwrd!】海の魔女？それは私の事です。

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gr「おかえり
何か情報は見つかったか？」

家に帰るとグルッペンさんがソファ
にふんぞり返っていた。

『はい、準備が整ったらすぐにでも出発できます』


gr「おぉ、そうかなら今すぐ行こう」

行く気満々でソファから立ち上がる

『分かりました…ですが一つだけ取ってきたい
ものがございますので少々お待ち下さい』


○○○


『ショッピ君はお留守番お願いで何故か？ 』

そう言うと不機嫌そうに
ムスッと頬を膨らませた

syp「俺も行きたいっす…」

私はショッピ君の頭を撫でる

『今日だけは本当にごめんなさいでもあなたのためでもあるんです』


syp「はい…分かったっす」

猫の方になりトテトテと館の
方に戻って行った。

gr「所で何を取りに行ってたんだ？ 」

不思議そうに見てくるグルッペンさん

『あぁ、これを取りに言ってたんです』

私は手に持っていたものを
グルッペンさんの方に向ける

gr「火の鳥の生き血ではないか！！ 」

驚きを隠せないグルッペンさん

『えぇ、多分あちらの方にトントンさんがいる日数が多いと思いまして。
火の鳥の生き血は天使にとっては消化剤みたいな物ですからね』

説明をしながら馬車に乗り込む

gr「飛んで行かないのか？ 」


『はい…あまり魔力を使いたくないので』

荷物を運び終わり馬車に乗る

『グルッペンさんも乗って下さい』

グルッペンさんも乗り馬を動かす


ﾋﾋｰﾝ

馬車はゆっくり動き速度を上げていく

海の中には私専用の海中トンネルがあり
それを通ると陸に出れる。


ｻﾞﾊﾞｯ

『それではトントンさんを助けに向かいましょう』

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