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かーくん ページ3

壱馬 side.



「今日も仲良く6人で登校ですか〜」


校内を歩く俺たちの前に現れた数人の男たち。ニヤニヤと下品な笑みを浮かべるそいつらは俺らの友達でもなければ知り合いですらない。…じゃあこいつらは一体誰なんだっていうと、簡単に言えばまあ俺らに喧嘩をふっかけてきてる馬鹿共。


壱「邪魔なんだけど」
「あ゛!?テメェ調子乗ってんじゃねえぞ!」
「今日こそ決着つけようぜ、なあ!?」
北「…朝から元気だなあ」


ウオォ、と勝手に盛り上がる奴らに心底嫌そうな声でボソッと呟く北人。うん、気持ちわかる。俺ら今そんなテンションじゃないし、なんなら寝起きやし。


「お前らの弱点はわかってんだよ!」
「そこの女だろ!」
慎「………あ゛?」


…前言撤回。
目の前の男たちの標的がAってわかった途端、慎にスイッチが入ったらしい。残念ながらキレた慎を止められる力なんて俺たちにはないから、


壱「…死んでもらうしかないかあ」
樹「あーあ、ご愁傷様」
翔「樹、顔にやけてるから。怖いから」
北「A、こっちおいで」
「わっ…」


Aを連れて少し離れた場所へ移動する北人にAは任せて、残りの4人で戦闘態勢に入る。ちらっと慎を見ると明らかにキレてる。あーあ、俺はしーらない。


壱「んじゃまあ…かかってくれば?」
「な、なめやがって…!」
「やっちまえ!!!」


その言葉を合図に一斉に殴りかかってくる奴らを軽く交わして倒していく。他のメンバーも軽々とこなしていて、まあ朝の準備運動くらいにはなったかな。


北「はい、おつかれー」
「みんなっ!大丈夫!?」
壱「ん、大丈夫やで」
慎「A!大丈夫!?」
「わたしは全然…まこ怪我してない?」
慎「俺も大丈夫。Aが無事でよかった」
樹「ちょっと、二人の世界やめてウザい」
翔「いっちゃんヤキモチでちゅか〜?」
樹「は?翔平ウザい」
翔「あ!?やんのかコラ!」
「もー!二人とも喧嘩しないで!!」
「「すみません………」」


俺たちは昔からこうやってAを守ってきたし、これからもAを守っていくんだと思う。Aのことを守れるんだったらいくらでも喧嘩するしどんな奴らの相手もする覚悟だってあるんだよ、なんて。






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あや - 読ましてもらってますこれからもがんばってください!!!!!!!!!!! (2019年9月29日 13時) (レス) id: 674af23c92 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 佐野慎さん» ありがとうございます!わたしもまことくん推しでついまことくん贔屓になるのでぜひまこ推しの方に読んでいただきたかったので嬉しいです、、! (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 狼さん» ありがとうございます、、!これからも守られますよ〜〜!! (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - さくらさん» お返事遅くなりました、、ありがとうございます!これからも更新頑張ります!! (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
佐野慎(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!!まこっちゃあああん(推し)!!無事であってほしいです…!急なコメント失礼しました笑。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: eb52afa9d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺこ | 作成日時:2019年8月31日 13時

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