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那田蜘蛛山 ページ17

善逸「待ってくれ!!!」




善逸くんは道の真ん中で、おやまずわりをして、私たちに呼びかける


いきなり叫び出してどうしたんだろう?




善逸「ちょっと待ってくれないか」


「どうしたの?」


善逸「怖いんだ!!目的地が近づいて来てとても怖い!!」


伊之助「何座ってんだこいつ、、、気持ち悪い奴だな、、、」


善逸「お前に言われたくねーよ猪頭!!!」




善逸「気持ち悪くなんてない!普通だ!!俺が普通でお前らが異常だ!!あとAちゃんの前で俺を気持ち悪いと言うな!!誤解されるだろ!」


伊之助「大丈夫だ、充分気持ち悪い」





善逸くん、ノックアウト。






善逸「てか目の前の山から何も感じねぇのかよぉ!!!」






まぁ、確かに、凄い禍々しい感じが伝わってくるけど





なんて考えていたら、





炭治郎「何だこの匂い」






そう言って炭治郎と伊之助は走り出ししまった





善逸「炭治郎!ちょっと!!俺を一人にしないで!!Aちゃん、二人で帰ろうよぉぉ、、、ね?」


「私も炭治郎も、怖いのはみんな一緒だよ、大丈夫。何があっても私が守るから。行こ」


「ほら、手繋いどけば怖くはないよ」





手を差し出したはいいけど、、、




あれ!?今私今世紀最大に大胆なことしてるよね、してるよね!?


恥ずかしい恥ずかしい!!






善逸「うん、、、ありがとうAちゃん、、」






そう言って善逸くんは私の手をぎゅと握り返してきた、、、うわあああああ不安より緊張してきた心臓バクバクだよ!





あ、炭治郎が何かに気づいたっぽい、、、ってあれは







「隊服着てるよ!鬼殺隊の人だ!」


炭治郎「何かあったんだ!大丈夫か!!どうした!!」





炭治郎がその人に話しかけた瞬間



ぐんっ



何かに引っ張られるようにその隊員は空へと舞い上がり、山の中に消えていった






炭治郎「、、、!!!」

伊之助「!?」

「えっ、、、!」



隊員「アアアア 繋がっていた、、、俺にも!!
助けてくれえ!!!」


「ひっ、、、」


炭治郎「、、、俺は行く」






こ、怖い、、
この状況で行くって宣言できるなんて、、、やっぱり炭治郎は凄い人だ。







伊之助「俺が先に行く!!お前はガクガク震えながら後ろをついて来な!!!腹が減るぜ!!」


炭治郎「伊之助、、、」


善逸「腕が鳴るだろ、、、」


伊之助「はっはああ!っしゃああああ!」



雄叫びを上げながら伊之助は山へ入っていった、、、

*→←緊急の呼び出し



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愛しています(プロフ) - 善逸クーン❤ (2021年9月27日 9時) (レス) @page5 id: 98b7f3f08a (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ@いちごみるく(プロフ) - にゃんこさん» (な、なんですと!!!暖かいコメント、ありがとうございます!!!!作者嬉しすぎて昇天します!!!!) (2020年3月12日 17時) (レス) id: b247d445f4 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - (この小説…推せる!!!!!) (2020年3月12日 16時) (レス) id: a2fa91df99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさぎ@いちごみるく | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0aec1da87716/  
作成日時:2020年3月11日 12時

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