Dangerous boy.

16 紫耀side ページ17

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行為中に意識を手放した （人2）





有り得ねえ





俺の欲がまだ出せてない









でも まあ、 （人2）には


激しすぎたかな。









仕方なく服を直してやって



保健室に運んでベットに寝かせる。









（人2）をこんなクタクタさせたのが自分だと思うと俺の中の征服感が満たされた。





寝ている （人2）のおでこにキスを落とし
俺は彼女の元に向った。









――しょおっ！遅いよ、もうっ






俺の姿を見つけて

走りながら俺に抱きついてくる。





可愛い。

俺の彼女 優菜。



高校生の （人2）と付き合っていた頃に
俺の学校に転校してきた転校生だった。


容姿も性格も声も完璧で

すぐに優菜は俺のクラスのマドンナ的存在になっていた。




そんな優菜に
放課後呼び出され告白をされた時



俺は舞い上がって
すぐにOKを出した。


（人2）との関係を躊躇うことなく終わらせて
俺は優菜と付き合い始めた。








もう会うこともないだろうと思っていた矢先

大学の入学式で 見つけた （人2）の姿に


俺はこいつを汚したいという欲に襲われた。









あいつに永瀬廉という彼氏が出来ていたことも知らずに。

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