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「お察しの通り私は能力者です。」


……やっぱりか。


「ラミラミの実を食べた吸血鬼(ラミア)です。能力は…多くの方が吸血鬼と聞いて想像する物と大体同じかと思います。
人の血を摂取することで、身体能力や治癒能力が向上したり……ですね。
その分、血を失ってしまう事が普通の人よりも死に直結するので、昨日はとても危険な所でした。
……多分貴方に血を与えて貰えなければ死んでいたと思います。」


と、彼女は言った。


それが全てではきっと無いだろうが、まぁ確かに彼女の説明は“簡潔”にまとめられていて、大体の気になる事は分かった。


「他に気になることは?」

「…………そうだなァ。
……おそらく昨日の相手は賞金首。そんで、目的は知らねーが仲間は居なくて1人で旅をしてる。それに、多少医術の心得があって、……能力はおそらくそれだけじゃねぇだろう。
ま、あと気になる事っつったら、テメェの名前くらいだな。」


そう言ってやると、少女はただでさえ大きい目をもっと見開いて、ぱちぱちと数度瞬きをした。

そして、数秒後、ふは、と破顔する。

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あんちょろ(プロフ) - 楽しみに待ってます🤗 (2023年1月21日 1時) (レス) id: 67b3a9cf2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:幸せうさぎ | 作成日時:2023年1月15日 22時

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