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私をひょいと担いで、船尾から降りていく。
こうしてゾロに担がれながら移動することにももうだいぶ慣れてしまっている自分に驚いた。最初は迷惑をかけたらどうしようとずっと不安に思っていた筈なのに。いつの間にかこうしてでろでろに甘やかされている。
「んへへ」
「何笑ってんだ」
「いやぁ、自分でも歩けるんだけどなぁと思って。」
「いいんだよ、いちいち持ち上げたり下ろしたりすンのが面倒クセェだけだ。黙って運ばれとけ」
「はぁい」
私がいつ意識を失っても怪我をしたりしないようにだろう。
こうして移動する時はゾロに担がれることが当たり前になっている。
船の上に居る時は危険もあまりないし、ほかの皆もいてくれるから自由に動き回っていることもあるけれど、でもなにかとゾロは私の事をきにかけてくれる。
私自身、何故かゾロがいちばん安心するから、結局こうして身を預けている事がほとんどだ。
「あ！A！起きたのねー！」
「ん、ナミ、おはよう〜」
「Aちゅわぁぁああん！寝起きのAちゃんもサイッコーにキュートだ……♡お腹すいてるだろ、すぐご飯作るからねーーーん！！」
「やったぁ。サンジありがとう〜」
「おいクソコック。俺も腹減った。メシ」
「るせぇクソマリモ！！てめーまたAちゃんのこと独り占めしやがって！！てめーのメシはねーからな！！」
「お！A〜！コレ見てくれよ！俺の釣った魚〜！すげぇーーだろ！！これも記録してくれよー！！今まで釣った魚で何番目だ！？！？」
「いーよ、みせてー」
ひょい、とゾロの腕の中から飛び降りてルフィの元に向かうと、ウソップとチョッパーもこれもこれもと言いながら釣った魚が入ったバケツを運んできた。どうやら今日は沢山釣れたみたいだ。
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クロ - めちゃめちゃ面白いです！あの、ひとつお聞きしたいのですが、13ページ目のドクトルさんってドルトンさんですか？クレハさんですか？ (6月13日 23時) (
レス) @page13 id: ec9cbfc7d9 (このIDを非表示/違反報告)
幸せうさぎ(プロフ) - みどらさん» みどらさん。コメントありがとうございます！記念すべき100票目の投票ありがとうございます…！早速続編作ってしまいましたので、ぜひそちらでも麦わらの一味との日常を楽しんで頂ければ嬉しいです！！ (2023年1月18日 13時) (レス) id: b10acb6a2f (このIDを非表示/違反報告)
みどら(プロフ) - とても面白い作品でした！めっちゃ続編見たい!って思ったら私が百票目でした！！続編楽しみにしています！ (2023年1月18日 12時) (レス) @page19 id: bd50e655b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸せうさぎ | 作成日時：2023年1月16日 7時
