懺悔参り【オリジナル】 (ページ2)

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『え…と、ありがとうございます、あなたはいったい…？』

さっきから思った事がある

周りに住人がいるはずなのに気配も音もしない

不思議だ

まるで、神の領域に来たみたいに

「僕はこの神社の神様だ。…名前はない」

『か、神様？』

「うん、今キミは神の領域にいるんだ…でも、なんでだろうかなんでキミはここにいるんだ」

『階段で転んだらここにいて…』

「…転んだだけで…？…今までにも、転んだ人間を、たくさん見たがキミが100年ぶりゆここにきたよ」

『神様って存在するのですか…？』

「うん、だって僕が、ここにいるだろ？」

『…え？』

「はぁー…やっぱり人間はだんだん神様なんていうものを頭から消えていってるのか…」

『じゃあ、証拠はあるんですか？』

「神域に今キミが、いる事が証拠だ、周りに人間がいないだろう？」

確かに言えばそうだ誰もいない

『神様って何が出来るんですか？』

「…願いを叶えることができる」

『すごいですね』

「しかし、願いを叶える事ができるがキミの力が必要だ」

『なぜ？』

「それはキミが何かしらの力があるからだ」