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Aside
「あー…何とか逃げ切れたぁ…」
一旦その場で止まり、少し出ている汗を拭う。
私は今、怒らせてしもたモブ山から逃げ切り森の中へ入っている。
ぶっちゃけ森とかあの紫ヘルメットと金髪少年サッカーマンこと、コネシマさんしか知らない。
てかコネシマさんが幹部だとは思わなかった。
これこそガーディアムレビオサーだわ。は?
息を整えた頃、頭にぽたりと何か水の様なものが落ちた感覚が私を襲う。
え、何これ?
慌てて頭の上を手で探ると、液体が人差し指に付く。
嫌な予感がして、恐る恐るそれを見ると
「えぇ…」
水。ただの水だった。
いや、ここまで来たら鳥の…やっぱ何でもない
でも、アレじゃなくて本当に良かった。うん。本当に。
そう思っていると、今度は背中にぞわっと変な感覚が伝う。
思わずうわっと女子らしからぬ声を上げてしまうがまあ…うん。
しかし、この変な感覚は何なんだ?くそ気持ち悪い。
そして確認してみるが、また水だった。
え、何でこんな水降ってくんの?
何なの?誰か上から水流してんの?
上を見上げる。
するとそこには誰も居なくて、代わりに灰色に染まった雲が空を制していた。
辺りはゴロゴロと母ちゃんのお腹みたいな音を上げて文句を言う。
すると、そこからシャワーの様な雨が辺り一辺を覆うと、私は慌てて大きな木の下に行き、
そこで雨が弱まるのを待つ。
幸い服はあまり濡れていなかったが、髪が中々に濡れている。
私は髪を拭こうとポケットに手を突っ込むと、丁度ハンカチがあり、それで髪を拭こうとする。
しかし、私はあることに気が付いた。
…こんなハンカチ持ってたっけ?
私は元々青と白のボーダーハンカチしか持っていなかった筈だ。
なのに、今はそのハンカチが無く、代わりにazamiという刺繍がされたハンカチを持って…ん?
ちょっと待て。
もう一度ハンカチをよく見る。
しかし、何度見ても刺繍は同じazamiとされている。
そこで私は確信し、ハンカチをポケットに入れると、森の外へと向かう。
やばい、これ私返さなきゃ。
でないと…あれだ!私が私を許さない!
雨になるべく当たらない様走る。
途中、所々滑って転びそうになるがそこは何とか耐えた。
ようやく森を抜けると、どうやら門の所に着いてしまった様で、門番が誰かと話している。
しかし、ぶっちゃけそんなことはどうでもE!
私は早く返さなきゃいけないんだ。
城の中に入ると、そこにはオーバーオールを着た人が仁王立ちで此方を見据えていた。
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やよい(プロフ) - 2ページの全線は前線じゃないでしょうか…？間違っていたらごめんなさい (2022年12月31日 8時) (
レス) id: 6344bed79e (このIDを非表示/違反報告)
cos(プロフ) - このコメントアウトだったら申し訳ないですが…モブ山って兄さんっぽくないですか…？ (2022年8月15日 22時) (レス) id: 3421ec45eb (このIDを非表示/違反報告)
空白ちゃ(プロフ) - Bぃぃぃぃ？！？！続き気になりすぎる…更新頑張ってくださいぃ、、 (2022年2月17日 0時) (レス) @page33 id: 734559e3e4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名USAGI - ハンバーガーwwwこれ、動画で見たときめっちゃツボってましたww (2022年2月13日 22時) (レス) @page31 id: f334210af3 (このIDを非表示/違反報告)
塩素(プロフ) - モブ山モブ太郎めっちゃ好きやねんけどw (2022年2月12日 20時) (レス) @page3 id: 7e79a916c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そよ風を添えて | 作成日時：2022年1月23日 22時
