恋をしたのは一つ上の先輩でした。 (ページ41)

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さんじゅうななページ41

*坂田さん目線*
　
　
？「……た…？………か…？」

誰か、僕を……呼んでる。
まだ寝てたいよ…

浦「いい加減起きろねぼすけ！！」

坂「ぎゃいっ！？………あ、うりゃたさん。おはよー」

浦「ん、おはよう。じゃなくて！もう6時だぞ！」

坂「うぇ？………あ、そうだった。僕、浦田さんの家で寝てたんやっけ？」

浦「そう。だから早く帰る準備しな？」

坂「うん。」

帰る準備をして、やまだを少し撫でたあと、浦田さんの家を出た。

出るときに、浦田さんが寂しい顔をしていた気がする。

坂「気のせい、なのかな？」

家に着いてご飯を食べてお風呂に入って宿題をして少しゲームをして……そんないつもと同じ事をしてベッドに入った。

浦田さんの家で寝ている時に1回、目が覚めた…と思う。

坂(んん………、朝？)

浦「＿＿、お＿＿＿＿＿、なん＿＿？」

坂(ん？浦田、さん？)

そうだ。浦田さんの家に来ていてそしたら眠たくなって、浦田さんのベッドを借りて寝てたんだっけ？

なんか浦田さんが言ってるけど分からない。

浦「今………寝ているから…………いい……よな？」

坂(え？)

目を瞑ったままだから分からない。
開けるタイミングを完全に失ってしまった。
どうしようか迷っていると…

　

ﾁｭｯ

～～っ！？///う、浦田さん！？

浦田さんが……キス、してきた…？

いや、そんなまさか。さっきみたいにやまだが心配して……いや、でもさっきと違うかった。やまだの時とは少し違う感覚。てことは本当に？

そんな訳……ないよね。これは夢だ。そんなことあるはずないよ……

そしてまた眠りについた。

あれは今考えても夢だと思う。

だって浦田さんが僕の事を好きな訳ないもん。

でも、あんな夢を見られたなんて嬉しいな///

またあんな夢見られないかな？

そして、今日2回目の眠りに僕は入った。

またあんな幸せな夢を見れる事を願って………