恋をしたのは一つ上の先輩でした。 (ページ35)

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さんじゅういちページ35

　
　
　
部活も終わって浦田さんと一緒に帰っている途中に、浦田さんが「ちょっと寄りたい所があるんだけどいい？」言った。

坂「浦田さん何か欲しいものあるん？」

浦「食べたいと言う飲みたい？まぁいいや。タピオカ欲しいんだよ。」

坂「タピオカって、浦田さん女子みたいやでw」

浦「うっさい！美味しいんだよあれ！」

坂「ふーん。僕近くのコンビニでお菓子見てくるわ。」

浦「あぁぁ！！待て待て！！」

坂「？」

スゴい勢いで僕の制服の袖を引っ張ってきたなぁ。

浦「男1人でタピオカを買いに行くって恥ずかしすぎるだろ！！」

坂「そう？」

浦「そうなの！！だから一緒に来て！！」

「えぇー」って言ったけど、「コンビニで好きな物何でも買ってあげるから！」って言われたからしょうがなく着いて行った。

店員「ありがとうございました！」

浦「ん～♪やっぱり美味しい♪」

タピオカを飲みながら笑顔で言う浦田さん。
……というか本当に女子が多かった。しかもうちの学校の女子…

だから・・・

「坂田君だー！」
「会えるなんて奇跡！！」
「握手してもらえませんか！？」

とか浦田さんが買ってる時にあったりした。

浦「坂田？顔色悪いけど大丈夫か？」

坂「そう？別に大丈夫やで～」

浦「ならいいよ。そうだ、はい！」

坂「ん？」

浦「坂田の分も買ったんだよ！」

坂「マジで？ありがとう！」

浦「どういたしまして！」

坂「ん～もちもちして美味しい♪」

浦「だろ～」

タピオカを飲みながら歩いていた。………美味しい。時々買ってもいいかもしれん。
・・・浦田さんのも美味しそう……

坂「浦田さん！浦田さん！」

浦「ん？なんだ？」

坂「もーらい！ん！」ｺﾞｸｺﾞｸ (擬音知らん)

浦「っ！！坂田ｯ！？」

やっぱり美味しい！他にも種類合ったからいつかまた買いに行こう♪

坂「浦田さん！また買いに行こな！」

浦「お、おう…//」

坂「あ、浦田さんのもらったから僕のもあげるな！」

浦「っ//……ぁ、ありがとう//………あ、美味しい。」

坂「な～♪」

やけに戸惑ってたけど、もしかして嫌いな味やったかな？僕に気を使って美味しいって言ったんかな？

　

浦(間接キスというのをこいつは知らないのかｯ！///)

浦(タピオカ上手かったけどｯ！！)