恋をしたのは一つ上の先輩でした。 (ページ26)

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にじゅうにページ26

　
　
　
授業が終わって先生の話を聞いてると、あの先輩が言ってた通りお祭りの話をされた。

・・・嘘やなかったんや。

先生の話が終わったから2年の教室に行こうとしたら、千羅に止められた。

千「やっぱり俺も行こか？」

坂「大丈夫やって！それに千羅、先生から頼まれ事あるんやろ？」

千「ま、まぁ…」

坂「そっち優先し？後でLINEするから！」

千羅にそう言い、2年A組の教室へと向かう。

一応着いたんは良いんやけど、こっからどうしたらいいん？

女1「あ、あの子じゃない？高木さんが言ってたのって。」

女2「高木さん！もしかしてあの子？」

僕の後ろで何か話してる先輩？がおる。

高「ん？あ、そうそう！おーい坂田君！！」

名前を呼ばれて振り向くと、昼休みに会って先輩がいた。

高「来てくれてありがとう！ということで入って入って！！」

坂「えぇっ！？でも他の教室に勝手に入っちゃダメって先生が」

高「そんなの私たちがどうにかするから！はい、入る！！」

この学校の先輩って、テンション高い人しか居らんの？

中に入ると、男子の先輩が一人も居ないことにすぐ気づいた。なんで浦田さんも志麻君も居らんの？

？「高ちゃん。その子が浦田君をなんとかしてくれる子？」

高「そうよ、みっちゃん！朝一緒にいるの見かけたの！」

えっ！そうやったん？聞いてなーい…

？「へー。君、名前は？」

坂「さ、坂田って言います。」

速「坂田君ね、私は速水。いい？私たちはどうしても浦田君に執事コスをしてもらいたいの！」

坂「は、はぁ…」

速「志麻様と並ぶ顔の良さ。うちの店の売りになると思うのよ！！」

高「てことで、志麻様と浦田君で売り上げをあげてもらおうと言うことなの！」

坂「ちなみに、志麻君と浦田さんはその事知ってるんですか？」

高「浦田君には言ってないわね。執事服を着る事が決まったら言おうと思ってるの。」

坂「へ、へぇ…」

なんか二人まかせって感じやな…