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人混みのなか、トウマを探し続ける。


空が明るくなったと思えば、花火が撃ち上がった。

上がる度に歓声を上げる人々の声で、何も聞こえなくなる。


手探りで、先へ進んでいると誰かに腕をとられた。

私が知っている手じゃない。


そしてぐいっと引っ張られた。

その手の正体は全く知らない男の人のものだった。


「危ないよ?お姉さん。そんな人混みに埋もれていちゃ。

暇なら俺と一緒に······」


明らかに下心丸出しな物言いと顔に、体が震えた。

早く逃げろ、と脳が警告を鳴らしている。


分かっているけど、腕を握られているので動けない。


「は、離してください!」

「大丈夫、何も悪いことはしないから」


聞く耳を持たず、強引に引っ張っていこうとする。






怖い。






誰か通りかかってくれないかと思っていると

願いが届いたように、反対側の手を握られた。



後ろを振り向くと、青い目と目があった。


「ハルヤ、わっ···」


珍しく不機嫌な顔をしている。

そしてそのまま、思いっきり私の腕を掴んで人混みの中に行こうとする。


腕を掴んでいた男の人の手が、今の反動で離れた。


「あ、おい······っ!!」

「何もされたくなかったら、付いてくるな」









ぴしゃりと男の人に言い放ち、すぐにその場を離れた。

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作者名:Kaede | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年12月21日 2時

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