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昨夜のこと。
いや、昨夜じゃなくて数時間前のことだ。
仕事が終わって、帰宅最中のことだった。
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「いっつもおまけしていただいちゃってすみません…！！」
「いやいや、またお待ちしておりますね」
時刻は19時、華金に定時で上がれたことが嬉しすぎて、行きつけのお店で大量に肴を買い込んでしまった。
店の外まで送ってくれた店員さんに軽く会釈をし、またきますと言って店を後にする。
さっさと家に帰って、化粧落として…
お酒片手に好きな映画でも見よう…！
気分はいつにも増して良く、この後の時間を考えるだけで楽しい。
季節は秋真っ只中だった。
ついこの前までは少し肌寒いくらいだったけれど、もうそろそろマフラーを巻いても良いかもしれない。
ふと、夜空を見上げる。
「わ、月が綺麗…」
片手にぶら下げたビニール袋をゆらゆらと前後に振りながら、まんまるなお月様をしばらく眺めて歩いた。
たまにはいいなあ、こういうのも……
頬が緩み、すっかり落ち着いてしまっていた私は、足元に何かが引っかかった事に気付かず
「＿＿審神者様ぁ！」
「え"っっ」
ドスン！バタッ！
盛大に……それはもう盛大に尻餅をついてから、自分の足に絡んだ"それ"とご対面したのであった。
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みや(プロフ) - 羅胤さん» 羅胤様、初めまして！ご感想いただきありがとうございます！とても嬉しいお言葉です。改善点も視野に入れ、更新頑張ります！本当にありがとうございます！ (2020年12月2日 15時) (
レス) id: 56bc8124d6 (このIDを非表示/違反報告)
羅胤(プロフ) - みや様、初めまして。本作を読ませていただいたものです。改行が多い点は気になりましたが、文章がとても上手く、物語に引き込まれてしまいました。これからも是非、更新を頑張ってください。陰ながら応援しております。 (2020年12月2日 15時) (レス) id: 6b5b4b25ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや | 作成日時：2020年11月1日 0時
