理由は、会いたいから

45 ページ45

.





ガヤガヤと、周りを見渡すとファンファンファン……




はじめてLIVEという所に来てみたけれど、圧倒されすぎて入口付近で動けなくなっている私。





誰か一緒に行って欲しかったけど、そんなことを言う相手もいなくて1人でのこのこと来てしまった。





ユンギさんから事前に関係者入口から入って欲しいと言われてたので、周りをキョロキョロしながら関係者入口から入る。





案内されたのは楽屋。







TH｢あ！！ミニョンヌナだ！！｣


JK｢やー、俺のために来てくれたんですね。とりあえず頑張りますからハグを……｣


JM｢後ろのユンギヒョンが鬼の形相だから今すぐやめた方がいいよジョングク｣


JN｢来てくれたんだね！ありがとうミニョンちゃん｣


NM｢そりゃ、彼女が来てるなら頑張らないとなぁ、ユンギ｣


HS｢なにせ復帰ライブだからね〜｣





楽屋に入ると、一気に騒がしくなる。

みないっぺんに喋り出すから聞き取るのが大変だ。






YG｢困ってんじゃねえか、来てくれてありがとうなミニョン｣






その中からふわっと優しい笑顔で私の頭を撫でるユンギさん





『応援してる……無理しないで頑張って。見てるから』






後ろでマンネラインがこそこそおれ？オレに言ってる？と話し合ってるけど絶対にそっち向いて話してないから大丈夫だと思う。相談する内容でもない。






YG｢いい席用意してるから。あ、それと……｣






コソッとみんなに聞こえないように耳打ちしたのは。













YG｢今日のライブ終わったら会いに行く｣

46→←44

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す