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ホテルから歩いて5分くらいの場所。
着付けをしてもらってA待ちをする俺と父さんとお義父さん。
A父「よく眠れた？」
エ「はい！」
3人で雑談していると母さんが帰ってきた。
エ母「いいお着物で似合ってるわよ！」
とーっても素敵よ、というか母さん。
Aのお義母さんに続いて赤い着物で出てくるA。
古典的な柄だけど赤い着物に黄色の帯で髪の毛をまとめ上げて華やかに生花を顔の横につけている。
いつも通りナチュラルにメイクしてもらっていた。
3人で立ち上がって俺はAの方に行く。
A「どう、かな？」
すこしハニカミながら聞いてきたA。
エ「似合ってるよ」
A「ありがと」
本当は抱きしめてキスしたかったけど両親もいるし我慢我慢。
俺も袴を着ているからか背筋がピンとしているような気がする。
しゃなしゃな歩くAの歩幅に合わせて俺もゆっくり歩く。
A母「綺麗ね、2人とも着物似合うじゃない」
A「ありがとう」
エ「ありがとうございます！」
スタッフさんに、案内して貰ってまずは一枚並んで写真を撮る。
天気が良かったので外に繰り出していき苑内での撮影。
見られていない方がいい写真が撮れるんじゃないか？と両親たちは苑内のカフェに行ってしまった。
エ「行っちゃったね」
A「そうだね、」
Aと手を繋いでゆっくりと歩く。
A「黒袴かっこいいね」
エ「ふふ、ありがと」
ニコニコと笑い合う俺たちを写真に撮っているカメラマンさん。
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作者名：れ。 | 作成日時：2019年4月18日 12時
