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54。 ページ4

……、ほんと、急にどうしたんだろう、
そう思った私は



「ねぇ、何かあったの?」


と、ローレンとアクシアくんに言った。




ロ「実は、さっき教室でさ、あの…
Aに告ったやついたじゃん?
そいつらともめちゃってさ、」


ア「あいつら、なんかめっちゃ暴言はくし、
俺らだけじゃなくてAのことも侮辱したんだよ、
だから俺すっごく頭来ちゃったんだ」


ロ「それでどうしてもAのこと、
あいつらに謝らせてぇって思ってつい、
勝負とか言って変な賭けしちまった……ごめん!」


ア「ごめん、Aちゃんのこと巻き込んじゃって…」


深刻そうな顔で頭を深く下げる二人。


ふむ、なるほど、教室で変な賭けをした……。



「賭けってどんな?」


ロ「俺らがあいつらの順位より上かつ、
Aの順位が一桁だったら俺らの勝ち。
んで、この条件のうちどっちかが達成できてなかったら
あいつらの勝ちってやつだね」


なら大丈夫かもしれない……。



あれでも待って、俺らだけじゃなくてAも…?
私のことだけじゃなく、二人のことまで言ってきたの、
あいつら。あ、口悪くなっちゃった。



いや、もういいかな。
だって相手あいつらなんでしょう?

一度だけだったり私に対して言ったりとかならいいのだけれど
二人のこと言った上私に絡んでこないとか、
いい度胸してるよね。ほんと。





「わかった、ありがとう、言ってくれて。とりあえず…






勝てる賭けだし、あいつらのことぶち負かそうか」




ロ、ア「「……へ?」」



いやぁ、楽しくなってきたね、随分。
私もちょっと堪忍袋の緒が切れたかもしれない。

いや、切れた。





「あれでしょう?どうせ60位代の人たちでしょう?
覚えてる覚えてる。なら大丈夫、
二人なら余裕であの人たちのこと越せるから、
それに。私、今回自信たくさんあるんだよね。
いやぁ、楽しみ楽しみ」




とてつもなく悪いニコニコ笑顔を見せている自覚は正直ある。



ア「もしかしたらあの人たち一番怒らせちゃいけない人を
怒らせたのかもしれない……、
今回は俺ちょっと同情するかもあの人たちに。
いや、俺も怒ったけども」


ロ「そう…だな」


「なにか言った??」



ロ、ア「「い(ん)や、何も」」



「そ?ならいいのだけれど」

なんか、二人仲いいんだなぁ…そんなことを考えて
またニコニコしてしまう。


ア「じゃあ、また、俺らコンビニ行くから」



ロ「またね、A」



「うん、またね、バイバイ」

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田中ァァァ - やっぱり好きです。めちゃくちゃ応援してます。(土下座) (2021年10月24日 20時) (レス) @page35 id: 5fbe9c0a9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月 | 作成日時:2021年9月25日 23時

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